
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある地域密着型の鍼灸整体院です。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
私は毎週、月曜日・火曜日・水曜日・金曜日・土曜日は「おからだ治療院」で、皆さまの健康をサポートさせていただき、木曜日は「南雲治療院」で鍼灸の勉強をさせてもらっています。日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

オピオイドクライシスについての番組が放送されていたので録画して見ました。オピオイドクライシス、知っている人いますか?私は知りませんでした。オピオイドは麻薬成分に近い痛み止めのことです。本当にザックリな説明になりますがアメリカではオピオイド鎮痛剤が多用というより乱用、流通というより蔓延してしまい、死者が出るほどの社会問題になっているそうです。元々医療用として開発されたオピオイド鎮痛剤が本来の鎮痛目的とは別の使われ方をするようになった経緯については長くなりすぎるので割愛しますが、私として一番気になったのは、そもそものスタート地点です。その薬剤メーカーが論文を引用しながら、オピオイド鎮痛剤の危険性について意図的に過小評価して販売促進をしていた経緯でした。その論文は確かに実在するのだけれど、個人的には過大評価してもそういう意見もあるよね程度の論文だと思います。そんな論文を引用して安全な薬と謳ってゴリゴリ販売したそうです。
ご覧になればお分かりだと思いますが、このホームページには論文の引用が随所にあります。あふれる情報の海で患者さんが溺れるのを見たくないので、文献等の根拠を出しながら紹介しているところです。沢山ある論文の中で私なりに偏ることなく選ぶようにはもちろんしているけれど、完全に公平には出来ないのは事実です。適当な情報を垂れ流すのは無責任だと自覚しているのでそうならないように文献を参考にしながらやってはいるところですが、ここのところは自問自答がいつもあります。私のホームページを見る人は少ないし、どう考えてもクライシスにならないことはよく分かっているのですが、責任をもって情報を発信するべきなんだなと改めて思いました。
今日のコラム
中年のヒスパニック/ラテン系アメリカ人に焦点を当て、疲れが取れない睡眠(非回復性睡眠=NRS)と高血圧の関係について説明します。NRSは、特に40歳から64歳の人に多く見られ、研究によるとNRSがある人は高血圧になるリスクが約2倍になることが明らかになっています。
NRSが高血圧につながる理由には、体の中で炎症が起こることや睡眠のリズムが乱れること、日中の活動に悪影響が出ることが含まれます。これらの要因が心臓や血管に負担をかけ、高血圧のリスクを高めてしまうのです。
NRSを改善するためには、まず規則正しい睡眠時間を確保し、毎日同じ時間に寝て起きることが大切です。また、寝室を暗く静かに保ち、快適な睡眠環境を作ることも効果的です。さらに、ストレスを減らすためにリラックス法を取り入れたり、定期的な運動やバランスの良い食事を心がけたりすることで、睡眠の質を向上させることができます。
睡眠の質を良くすることは、高血圧の予防において非常に重要です。中年期は健康を管理する上で特に大切な時期なので、生活習慣を見直して少しずつ改善することが求められます。小さな取り組みでも続けることで、大きな健康効果が期待できます。
