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おからだ治療院

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定休日 木・日・祝日

更年期障害

更年期障害は誰にでも起こりうる症状です


更年期障害とは、一般的に、女性の閉経前後の約5年間、合わせて10年間の「更年期」の間に現れるさまざまな身体的・精神的な不調を指します。

女性の人生には【思春期・性成熟期・更年期・老年期】という4つのライフステージがあり、閉経はおよそ50歳前後で訪れることが多いですが、個人差があります。

この時期、卵巣の機能が低下し、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少します。その結果、ホルモンバランスが乱れ、自律神経の調整機能にも影響が出て、心身にさまざまな不調が現れます。

ストレスも関係?自律神経の乱れが一因に

実は更年期障害の原因は、エストロゲンの減少だけではありません。加齢による身体的変化のほか、性格や育ち方などの心理的要因、仕事や家庭環境、人間関係といった社会的要因も複雑に関係しています。これらの因子が重なることで発症し、そのため症状の出方は人によって大きく異なり、全身のさまざまな部位に影響を及ぼすことが特徴です。

更年期障害の症状は多岐にわたり、個人差も大きな特徴です

更年期障害では、次のような症状が現れることがあります。

症状

ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・多汗)/イライラ・気分の落ち込み・情緒不安定/不眠/肩こり・頭痛・腰痛/疲れやすい・だるさ/動悸・息切れ・めまい/手足の冷え/胃もたれ/皮膚のかゆみ・乾燥/生理不順・無月経/膣の乾燥・性交痛/頻尿・尿失禁など

同じような症状を引き起こす他の疾患

メニエール病/甲状腺機能亢進症(バセドウ病)/甲状腺機能低下症(橋本病)/うつ病・不安障害/慢性疲労症候群/膠原病/鉄欠乏性貧血・ビタミンB12欠乏 など。

更年期障害のまとめ

「最近、体調がすぐれないのは更年期のせいかもしれない」「なんとなく不調があるけれど原因がはっきりしない」という方は、婦人科や女性外来への受診と並行して一度鍼灸治療を試してみることをおすすめします。

おからだ治療院では、病名がはっきりしない不定愁訴でお悩みの方にも、丁寧なカウンセリングを通じて、一人ひとりの症状に合わせた治療をご提案しています。病院での検査や薬での改善が難しいと感じている方でも、安心してご相談いただけます。

また、実は男性にも更年期障害にあたる状態があり、「LOH症候群(加齢性男性ホルモン低下症)」と呼ばれます。現在、この記事では特に女性の症状を中心に解説していますが、男性の更年期に関するご相談や治療も対応可能です。

更年期による心身の不調にお悩みの方は、ぜひ一度おからだ治療院へご相談ください。

更年期障害の特徴、治療法、予防法など


かかりやすい人
40代〜50代の女性が中心ですが、男性にも同様の症状があり、「LOH症候群(加齢性男性ホルモン低下症)」と呼ばれます。男性では、ほてりや疲れやすさに加え、筋力低下・性機能の低下・頻尿・物忘れ・ひげや体毛の減少などの症状も現れることがあります。

原因

  • 女性:加齢による卵巣機能の低下により、女性ホルモン(エストロゲン)が不安定になり、大幅に減少します。
  • 男性:テストステロン(男性ホルモン)が加齢とともに徐々に減少することで症状が現れます。

なりやすい状態・傾向
真面目で完璧主義な性格の方/仕事や家庭、育児・介護などでのストレスを抱え込みやすい環境/人間関係に悩みが多い方などは、症状が出やすくなります。

更年期のはじまりのサイン(特に女性)

  • 月経周期が短くなる、不順になる、月経が止まるなど生理の変化
  • イライラ・ほてり・汗・不眠・倦怠感などの身体的・精神的症状が現れること

男女共通で、心身の不調として自覚することがあります。


予防法・生活習慣の工夫

  • ストレスを溜め込まない:趣味や会話できる相手を持つなどして、心の負担を軽減しましょう
  • 規則正しい生活:起床・就寝・食事の時間を整えることが大切です
  • 十分な睡眠:良質な休息を確保するようにしましょう
  • 無理をしすぎない:過労や慢性的な疲労を避けてください
  • 適度な運動:ウォーキングやヨガなど、日常的に体を動かす習慣を持ちましょう
  • 栄養バランスの取れた食事:加工食品や外食を控え、野菜・大豆製品・魚などを意識的に摂りましょう

※ 更年期の症状でお悩みの方は、まずは婦人科や泌尿器科での検査を受け、必要であれば内科や精神科、あるいは東洋医学による支援も視野に入れながら、総合的に治療を進めるのが一般的です。鍼灸治療に興味がある方はおからだ治療院まで、お気軽にご相談ください。

なぜ鍼灸治療が更年期障害の予防や改善に効果的なのか?

鍼灸治療は、ツボに物理的な刺激を与えることで神経や血管を適切に活性化させ、自律神経のバランスを整える効果があるため、自律神経の乱れが関与する症状に対して非常に有効です。

また、特定の神経経路を刺激することで副交感神経を優位に働かせることができ、心身をリラックスさせる状態を引き出すことが可能です。この作用により、ストレスが原因で悪化しやすい更年期障害の症状緩和につながると考えられています。

このように、ホルモンバランスの変化によって生じた自律神経の乱れに対して、根本的な調整を行うことができるため、鍼灸治療は更年期障害の改善・予防に適しているといえます。

まとめ

おからだ治療院では、更年期障害を本気でなんとかしたいと感じている方に、一人ひとりの症状に合わせた丁寧な鍼灸治療を通じて、心と体のバランスを整えるサポートをお届けしています。これまで他院での治療や薬での改善が難しいと感じていた方にも満足いただけるよう、自信を持って治療にあたっています。

更年期障害はほてりや冷え、不眠、イライラ、倦怠感など、さまざまなつらい症状が現れますが、これらは自律神経の乱れやホルモンバランスの変化が大きく関係しています。その点で、鍼灸治療は自律神経を整え、血流を改善し、身体全体の自然治癒力を高める働きがあるため、とても効果的です。また、ストレス軽減にもつながるため、心の不安や緊張も和らげてくれます。

更年期は人によっては長く重い症状に悩まされることもあるため、ネガティブに感じられがちですが、正しい知識と適切な対処法があれば、安心して毎日を過ごすことが可能です。おからだ治療院では、ただ症状を緩和するだけでなく、患者さま自身がご自分の体と向き合い、より良い生活を築けるよう、しっかりとサポートいたします。

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