メニュー
カテゴリー

おからだ治療院

9時~12時
13時~20時
(要予約)
定休日 木・日・祝日

20250611 渋滞

おからだ治療院のシバクサです。

おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある自律神経の乱れに特化した鍼灸整体院です。自律神経の乱れによる肩こり、頭痛、不眠、倦怠感などの症状に悩む方をサポートします。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。

私は毎週、月曜日・火曜日・水曜日・金曜日・土曜日は「おからだ治療院」で、皆さまの健康をサポートさせていただき、木曜日は「南雲治療院」で鍼灸の勉強をさせてもらっています。日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

私は車の渋滞が苦手です。以前、渋滞の中でパニックのような状態になったこともあります。疲れていたこと、子どもが泣き出しグズっていたこと、自分もトイレに行きたかったこと――これらのストレスが重なり、頭が「カーっ」と熱くなった記憶があります。イライラとは違う、何か冷静さを失いかねないような感覚でした。あの頃の自分はきっと、一生懸命になりすぎていたのでしょう。

そんな経験から渋滞について調べてみると、思いのほか興味深いことが分かりました。高速道路の渋滞の先頭は、実はハッキリと決まっていないことが多いそうです。たとえば、トンネルや合流地点、長い下り坂の後の登り坂などで、誰かが少しブレーキを踏んだことで速度が落ちると、後続車両も次々にブレーキを踏み始めます。これが連鎖して、最終的に渋滞になってしまうのです。

また、研究では、周回コースに等間隔で車を並べ、一斉に走り始めると最初はスムーズでも、だんだんスピードを上げていくうちに、誰かがブレーキを踏む瞬間が必ず訪れます。すると、それが波のように後ろの車に伝わり、いつの間にか渋滞が発生するという現象が起きるそうです。これを解消するには、いったんすべての車を止めてしまうしかないとも言われています。

本当だったら、メリーゴーランドのように全員が一定の速さで動き続ければいいはずなのに、どこかで「怖くなる」ために、秩序が崩れてしまう。動いているもののスピードを速くしすぎると、いつか流れが滞ってしまう。この構造は、株価のバブルにも似ていると言います。私は同じようなメカニズムが「情報」の世界でも起きるのではと危惧しています。

株価がその代表だと思うのですが、市場原理では「モノの値段は市場に任せれば適正価格に落ち着く」とされています。しかし実際には、集団心理や投機によって暴騰や暴落が起こることもあります。市場に任せるというのは、言い換えれば「みんなで決める」ということですが、時には大きく振れます。売買が加速するとはお金の移動速度が速まることだと理解しています。スピードが上がるといつかブレーキがかかる。

情報も同じで、ニューメディアの登場により情報の民主化が進み、多くの人が自由に発信できるようになったのはとても良いことだと思います。でも、そこに過剰さや加熱が重なって、もし誰かが「あれ?」と思い始めたらどうなるのだろう、と少し不安になるのです。「みんなで決めたはずなのに」どこかでバランスを崩す瞬間があるのではないでしょうか。再生数や利益を狙った情報発信は、まるで短期売買で株を炒める行為に似ています。自分の意見を発信するのはもちろん自由だし、大切なことです。でも、それが過熱していく様子を見ていると、いつか社会全体で情報のやり取りが滞るのではと思って不安です。その滞りは言語化すると不信感だと思います。

「政治系YouTuberの過激化」に関する記事を読みました。自分の意見を自由に発信すること自体は、とても良いことだと思います。ただ、再生回数や収益を目的に、あおり気味の発信が過熱する様子を見ると、私はどこか「株の売買」と似ている気がして、少し怖くなるのです。社会全体でブレーキがかかる前に個人がブレーキをかける方がいいのではないか。言い方を変えると譲り合いが大事なのではないでしょうか。

社会全体が先ほどの実験の車間距離のように「余裕」を持つことが大事ではと思っています。


「おからだ治療院」は、日々の疲れやストレスによって乱れた心と体のバランスを整えるお手伝いをする、地域密着型の鍼灸治療院です。特に、自律神経の乱れによる倦怠感、頭痛、めまい、肩こり、多汗、不安感などにお悩みの方に、やさしく効く施術を提供しています。

当院では、一人ひとりの症状や生活スタイルに合わせて、施術を行います。鍼やお灸を使って血流を改善し、筋肉の緊張をほぐすことで、身体の自然治癒力を引き出し、自律神経のバランスも整えていきます。

無理なく通っていただけるよう、アットホームな雰囲気の中で、しっかり話を聞いて、安心して受けていただける治療を心がけています。

自律神経の不調で悩むあなたを、心と体の両面からサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

無料相談受付中
些細なこともご相談ください

お悩みのこと、心配なこと、気がかりなこと、「こんなことを聞いても大丈夫かな?」と思わず、何でもざっくばらんに聞いてください。

おからだ治療院は、LINE公式アカウントから、ご予約・ご相談・お問い合わせをお願いしております。

今日のコラム

変形性膝関節症は、膝の関節にある軟骨がすり減ったり傷んだりすることで、痛みや動きにくさなどの症状が出る病気です。治療にはさまざまな方法がありますが、特に「運動療法」はとても大切な役割を果たします。

運動療法といっても、ただ単に体を動かせばいいわけではありません。大きく分けて3つの種類があり、それぞれに狙いがあります。

一つ目は有酸素運動 です。歩くことや水中での運動などが代表的で、心臓や肺の働きをよくし、体力をつける効果があります。また、関節の炎症を抑える働きも期待でき、痛みの軽減につながります。

二つ目は筋力強化運動 です。特に太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)や裏側のハムストリングスといった膝を支える筋肉を強くすることで、関節の安定性が高まり、膝への負担を減らすことができます。これにより、痛みを感じにくくなることが多いです。

三つ目は関節可動域運動 で、ストレッチやゆっくり動かす運動を使って、関節の柔軟さを保ち、動きをよくする目的で行います。膝が硬くなりすぎないようにしておくことで、日常生活の動きがスムーズになります。

さらに、これらの運動療法に手動療法 (セラピストが手で関節や筋肉を調整する治療)を加えることで、痛みの改善や身体の動きやすさがより促されるという研究もあります。

変形性膝関節症の治療では、一度良くなったからといって安心せず、続けること 定期的に見直すこと がとても大切です。一人ひとりに合った運動プログラムを組み、無理なく継続していくことが、長期的に良い状態を保つポイントとなります。

目次