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おからだ治療院

9時~12時
13時~20時
(要予約)
定休日 木・日・祝日

20251014 スペシャルニーズマーク

おからだ治療院のシバクサです。

おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある自律神経の乱れに特化した鍼灸整体院です。自律神経の乱れによる肩こり、頭痛、不眠、倦怠感などの症状に悩む方をサポートします。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。

日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

私はへそ曲がりなのか、言葉をポジティブに変換することが良いことだという風潮に少し抵抗があります。ネガティブな表現を推奨するわけではありませんが、表面的なポジティブ変換が多いように思われ、事実から目を背けているような感覚や、どこか嘘っぽさを感じることがあります。そのため、薄っぺらいポジティブな言葉遣いは苦手です。

そんな私ですが、今日、テレビ番組で「スペシャルニーズ」という言葉を初めて知り、とても印象に残りました。この言葉は、一般的には「障がい者」を指すと理解して良いと思います。「障がい者」という言葉には、どうしてもネガティブなニュアンスがあり、「普通の人」とは異なるカテゴリーに分けるような印象があると感じています。障害の「害」をひらがなにして「障がい者」と表記することが多いですが、別カテゴリーという発想自体は変わらないと思うのでなんかそれも少し違う気がしていました。「スペシャルニーズ」は障がい者をポジティブ変換したように思いました。

「スペシャルニーズ」は、特別な配慮が必要な人を指す意味らしく、私は社会の中に最初から組み込まれているような響きに感じました。「普通の人」と「それ以外」という分断ではなく、共に助け合い、配慮し合う姿勢が込められているように感じ、非常に良い言葉だと思いました。

別カテゴリーという発想は、精神疾患や心の病気を持つ人に対しても似たようなことが言えると思います。人と違う行動をする人に「あいつは〇〇(病名、診断名)なんじゃない?」と診断名や病名で片付ける会話はよく耳にします。だれかの迷惑な言動の被害者になること自体は私もあるし、それに対して消化できない気持ちも分かります。ただ、気持ちは理解できるものの、診断名を付けて終わりにするのは、その人を排除する発想に思います。本当は○○(病名、診断名)だからこう対応しよう出るべきだと思います。だから、「あいつは〇〇(病名、診断名)なんじゃない?」は間違った病名の使いかただと思います。「スペシャルニーズ」という言葉には、そうではなく、共に支え合う方向性や意識が感じられ、素晴らしいと思いました。本当に素晴らしい言葉だと思います。

テレビ番組では、スペシャルニーズの子どもを持つ親が登場していました。その人は、以前は「障がい者」という言葉で自分の子どもを捉えていたため、外出が億劫だったと言います。しかし、「スペシャルニーズ」という言葉を使うことで、外出が楽になったそうです。その親は、スペシャルニーズを示すタグやキーホルダーを作り、販売する活動もしていると紹介されていました。

私はこのようなポジティブな言葉への変換はとても意味があると感じました。実は「スペシャルニーズ」という言葉は以前から存在していたようですが、私は今朝まで知りませんでした。この言葉がもっと社会に広まればいいなと思って書きました。健康寿命と平均寿命の差がおよそ10年前後と聞きます。みんながスペシャルニーズ予備軍だと思っています。


おからだ治療院は、伝統的な鍼灸を通じて、心と体のバランスを整えるお手伝いをしています。施術は東洋医学の考え方に基づいており、「人が本来持っている治る力=自然治癒力」を引き出すことを大切にしています。

この自然治癒力が高まることで、病気になりにくい体づくりができ、ストレスもやわらぎ、毎日を快適に過ごしやすくなります。健康を保ちたい方や、日常生活の質を高めたい方にぴったりの施術です。

鍼灸は副作用がほとんどなく、体にやさしい方法で不調の根本改善を目指します。「なんとなく体調がすぐれない」「病気の予防が気になる」といった方も、どうぞお気軽にご相談ください。

自律神経の乱れや慢性的な疲れ、東洋医学の効果についてなど、どんな小さなお悩みでも丁寧に対応いたします。おからだ治療院が、あなたの健やかな毎日をサポートします。

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今日のコラム

東洋医学において、「気」とは生命活動を支えるエネルギーの源であり、「血」は全身に栄養を行き渡らせる働きを持っています。この二つは密接に関わり合っており、気がしっかりと巡ることで血の流れもスムーズになります。もし気の力が弱まると、血行が滞り、疲れを感じやすくなったり、体の冷えを覚えたり、全体的な調子が整いにくくなることがあります。

反対に、血が不足している状態では、気を十分に養うことが難しくなり、元気が出ない、肌や髪のつやが失われるといった症状が現れることもあります。こうした気と血のバランスを整えるために、鍼灸や漢方のほか、日常生活の改善が役立ちます。

特別なことをする必要はなく、温かい食事を心がけ、無理のない範囲で体を動かし、しっかり休むことを続けるだけでも、体の中の気と血の巡りは次第に良くなっていくものです。心と体を慈しむように、ゆっくりと丁寧にケアしていきましょう。

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