おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある鍼灸整体院です。慢性的な肩こりや腰痛に悩まれている方を全力でサポートし、回復のお手伝いをしています。
肩こりや腰痛の原因は人それぞれで、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが多いです。おからだ治療院ではまず丁寧な問診を行い、患者さま一人ひとりの状態をしっかりと把握することを大切にしています。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日も仕事とは関係ない話です。キツネ目の男（FOX、略してF）とも全く関係ありません。私の知り合いの指名手配でもなんでもない、いいひとのFさんのエピソードです。Fさんは最近、父親を亡くされました。数年前には母親も他界しており、両親ともにいなくなってしまった状況です。
入院の手続き等の雑用はFさんの役割だったみたいです。父親は晩年、認知症が進んで、Fさんのことは理解できていたようですが、物が盗まれたという妄想や、医療スタッフへの不満を口にすることが増えたそうです。それらはよくある話だと理解はしていても、父親の様子にストレスを感じ、次第にお見舞いに行くのが辛くなったそうです。
そんな中、父親は急に肺の調子が悪化し、最終的にはあっという間に亡くなってしまいました。Fさんは深い寂しさを感じたそうです。数年前に母が亡くなった時も悲しかったけれど、今回父が亡くなって「ツライ」と感じたそうです。
父親の葬儀後、Fさんは父親の家の遺品整理に行きました。その時、改めて寂しさがこみ上げ、帰りの電車の中で泣いてしまったそうです。その時に「もう自分を叱ってくれる人、怒ってくれる人がいなくなった」と感じたとのこと。
しかし、家に帰ると、家族は普段通りの日常だったそうです。帰宅後、早々に些細なことで家族に怒られたそうです。その時、「まだ自分を叱ってくれる人がいる」と感じ、どこか幸せな気持ちになったと話していました。
この知り合いとは、10年以上のお付き合いになります。とても素敵な人で、いつも静かに微笑み、人の悪口を言わず、弱い人に対して優しい視点を持つ、魅力的な方です。そんなFさんだからなのかもしれませんが、聞いていて微笑ましい気持ちになりました。日常の何気ない出来事や家族とのやりとりが、実はとても幸せなことなのだと改めて思わされる、ありふれた結論だけれど温かい話でした。
肩こりは、パソコンやスマホの多用、疲れ、ストレス、運動不足などが原因で起こりやすいです。猫背などの体型の影響もあります。
ただし、「肩こりかな？」と思っていても、四十肩・五十肩、頚椎の問題、むち打ち、寝違えなどが隠れている場合もあるため、我慢せずに体の声を聞くことが大切です。
札幌市豊平区平岸のおからだ治療院では、鍼灸と整体でサポートします。ツボへの鍼や優しい整体で血流を改善し、筋肉の緊張を和らげます。
その場だけでなく「少しずつ体が軽くなる」安心感を提供し、地域の皆様の心と体を支えます。「どこに行っても変わらなかった」と諦めず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたのペースで心を込めてお手伝いします。鍼灸や体のこと、気軽に話せる場所です。
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今日のコラム
慢性疼痛は、身体だけでなく心の健康も脅かす深刻な問題です。このつらい痛みとどのように向き合えばよいのでしょうか。その有効な方法の一つとして、「マインドフルネス瞑想（MBSR）」が注目を集めています。
マインドフルネスの核心は、「今、この瞬間」にただ意識を向け、湧き上がる痛みや不快感を、拒まずにありのまま観察する点にあります。痛みを「敵」と見なして戦うのではなく、一歩引いた客観的な視点から受け止める練習を積むことで、痛みに振り回されない心の状態を育てていくのです。研究によれば、この実践を続けることで、痛みの感覚そのものが和らぎ、それに伴う不安や落ち込みといった気分の改善にもつながることが示されています。
薬物療法とは異なり、副作用の心配が少ないことも大きな利点です。患者さん自身が痛みへの対処能力を高め、主体性を取り戻すことで、生活の質（QOL）を長期的に維持・向上させていくことを目指します。痛みと共存しながらも、より充実した人生を送るための、心と体の両面を支えるアプローチと言えるでしょう。
