
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある自律神経の乱れに特化した鍼灸整体院です。自律神経の乱れによる肩こり、頭痛、不眠、倦怠感などの症状に悩む方をサポートします。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
長女の親友が、春から兵庫に進学します。そんな中で娘から兵庫県といえば何?と尋ねられました。神戸の美しい夜景や観光地など、思い浮かぶものはいくつもあります。けれども、親として私が伝えたかったのは、「希望の灯り」というモニュメントの存在でした。
1995年1月17日午前5時46分
阪神淡路大震災
震災が奪ったもの
命 仕事 団欒 町並み 思い出
…たった1秒先が予知できない人間の限界…
震災が残してくれたもの
やさしさ 思いやり 絆 仲間
この灯りは
奪われた
すべてのいのちと
生き残った
わたしたちの思いを
むすびつなぐ
これは、阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、記憶と教訓を未来へつなぐために設けられたものです。私自身、仕事で神戸を訪れた際、早朝の散歩の中で偶然この場所にたどり着きました。静かな公園の中でその存在に気づき、碑文を読んだときに圧倒されました。これはすごいと思いました。
大きな災害は、しばしば「何人が被災した」「何人が亡くなった」といった数字で語られます。しかし本来それは、一人ひとりの人生に起きた出来事の積み重ねです。一つの震災というよりも、「苦しみを伴う出来事が無数に重なったもの」と捉えるべきではないかと感じています。それらすべてを個別に追い続けることは現実的に難しく、結果として数字で把握せざるを得ないけれど、本当はそうなんだと思っています。
話は変わりますが、最近、プロジェクトX〜挑戦者たち〜で、東日本大震災当時に地域へ情報を発信し続けた福島のローカルラジオ局が取り上げられているのを見ました。この放送局は、阪神・淡路大震災の教訓をもとに、防災を目的として設立されたものだそうです。実際の災害時には、刻々と変化する状況の中で、住民が必要とする情報を届け続けました。

受け取る被災者側のニーズはその時々で変わります。限られた情報と時間の中で、何を優先するかを判断し続けることは大変です。どこの水が復旧したと放送したら、自分の地域の復旧がいつなのか知りたいのだと怒られたり、何時にご飯の炊き出しをすると放送したら、その時間には炊き出しを終えていてウソつき呼ばわりされたり(待っている被災者が気の毒で時間より前に炊き出しを始めてしまった。)、どっちの気持ちも分かる。番組を通して感じたのは、最終的に支えになるのは人と人との関わりであり、「人間そのもの」なのだということでした。
時々私は「決断する」とはどういうことかを考えることがあります。一つの側面として、それは「どれだけ不要な情報を削ぎ落とし、本質に集中できるか」という能力ではないかと思っています。重要なものに焦点を当てるためには、時に何かを切り捨てる。そうだとしたは決断するとはある種の「冷静さ」や「非情さ」が伴うと考えていて、それは前進するために必要なんだと経験的に思っています。残念ながら災害時に満点はありえないのはそういうことだと言語化しています。。
ただ、切り捨てたものを、そのままにしておくのではなく、後から拾い集め、見直す過程が大切だと思っています。振り返りや反省といった行為は、まさにその営みだと思います。毎年3月になると、震災に関する特集番組が数多く放送されます。私はこうして定期的に立ち止まって、過去を見つめ直す機会は非常に大事だと思っています。
今回ブログを書くにあたり、私は改めて「希望の灯り」の碑文を読み返しました。そして、初めてそれを読んだときに受けた衝撃と、言葉の前で足を止めたあの感覚を思い出しました。
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