
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある自律神経の乱れに特化した鍼灸整体院です。自律神経の乱れによる肩こり、頭痛、不眠、倦怠感などの症状に悩む方をサポートします。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私は以前、よく映画を観ていました。その中でも繰り返し観ていた作品が、七人の侍です。観るたびに新しい気づきがある作品で、印象的な台詞や場面が多くあります。長編でありながら何度も観てしまうのは、そのためだと思います。物語は、農民と七人の侍が協力し、野武士と戦うものです。
中でも強く記憶に残っているのが、最終決戦前夜の場面です。農民の娘が「明日、みんな死ぬんだべ」と不安を口にします。それに対して侍が「死ぬとは限らん」と返しますが、彼女は「でも、もしかしたら死ぬんだべ」と言い返します。
ネタバレになりますが、多くの戦死者が出る中で、この二人は生き残ります。しかし、それまでの戦いで実際に人が亡くなっている状況を考えると、「自分も明日死ぬかもしれない」と怯えるのは自然な反応です。この場面は、人間にとって“恐怖”という感情がどれほど強いものかを象徴しているように思います。
臨床の現場でも、怖いという感情は日常的に見られます。患者さんは「痛み」や「このまま悪くなるのではないか」という不安を抱えています。そしてこの不安は、「大丈夫ですよ」と言葉で説明しただけでは簡単には消えません。
こうした怖さは、脳の中でも比較的独立した処理系に支えられています。恐怖や不安の中枢として知られるのが、扁桃体です。一方で、「本当に危険かどうか」を論理的に判断するのは、前頭前野です。先人が恐怖を喜怒哀楽に含めなかったのは、こうした性質を経験的に捉えていたからかもしれません。
先ほどの映画のやり取りは、まさにこの状態を表しています。「死ぬとは限らない」と理解しつつも、「それでも、もしかしたら」と感じてしまう。この反応は特別なものではなく、人間にとって非常に自然なものです。
私は、鍼灸師の役割の一つは、この“恐怖”をやわらげることだと考えています。ただし、「心配しなくていい」と根拠なく安心させることは適切ではありません。
私が心がけているのは、恐怖の「正体」を過大評価しないことです。「何が起きているのか分からない」という状態を減らしていく。これは、過剰に膨らんだ不安の解像度を上げる、つまり何が起きているのかを具体的に理解できる状態にしていく作業とも言えます。
実際、痛みは単なる刺激ではなく、脳が状況を評価して生み出す体験です。この過程には、扁桃体を含む情動系や自律神経系が深く関わっています。そのため、不安が強い状態では、痛みも強く感じやすくなります。そう考えると、施術そのものだけでなく、日々の会話や情報提供が重要ではないでしょうか。施術中のやり取りや発信は、不安の軽減につながると考えています。
一方で、現場では不安を必要以上に強めてしまう説明が行われているケースも少なくありません。「このままだと悪くなる」「放置すると危険」といった言葉は、意図せず恐怖を増幅させてしまう可能性があります。
大切なのは、恐怖を過大評価せず、かといって軽視もしないこと。そのバランスを保ちながら関わることが、鍼灸師として求められている役割だと考えます。その時になってから伝えるよりもそうなる前に知っておいてほしいです。
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある鍼灸整体院です。肩こりや頭痛にお悩みの方に寄り添い、根本的な改善を目指してサポートいたします。
慢性的な肩こりや頭痛は、日々の生活の質を大きく下げてしまうつらい症状です。一人ひとりの状態に合わせた施術をご提供し、再発しない身体づくりをお手伝いいたします。丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
