
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある自律神経の乱れに特化した鍼灸整体院です。自律神経の乱れによる肩こり、頭痛、不眠、倦怠感などの症状に悩む方をサポートします。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
患者さんから、経済学の用語をわかりやすく解説した本をお借りしました。
私は経済学には詳しくないのでニュースで見聞きした内容を鵜呑みにしかできません。たまに気になったことをネットで調べたりする程度です。おそらく私のような人は少なくないと思います。初歩からを体系的に学んだわけではないので、自分の理解には限界があると感じています。だからこそ、専門家が噛み砕いて説明してくれる本はとてもありがたいです。
本を読みながら改めて感じたのは、メディアの言葉や伝え方には大きな影響力があり、ときに偏りが生まれることもあるということでした。少なくとも自分は結構煽られているなと思いました。
報道機関には、多くの人に情報を届けるという役割があります。そのため、内容をわかりやすく伝える工夫がされる一方で、刺激的な表現や印象に残る言葉が選ばれやすい側面は事実あると思っています。こうした報道のあり方が、近年「オールドメディア」と呼ばれる既存メディアへの不信や批判につながる一因なのではないでしょうか。
以前にもそのようなことを感じていた出来事がありました。それは福島第一原子力発電所の事故後に行われた、トリチウムを含むALPS処理水の海洋放出に関する報道でした。私は経済には詳しくありませんが、放射線については一般の方より少しだけ知識があると思っています。処理水の海洋放出については、賛成か反対かという議論にさまざまな立場があると思います。特に福島第一原子力発電所の事故によって地元住民が不信感を抱くのは当然のことです。そのため、「安全だから賛成」と簡単に言える問題ではないと考えています。私はそれを「感情論」と一言で片付けることはできません。
私が疑問に感じたのは、海洋放出の是非ではなく、その報道が十分に中立だったのかという点です。
福島第一原発事故をきっかけにトリチウムという言葉を知った人は多いと思います。しかし、実は国内外の原子力発電所では、事故の有無にかかわらず、通常運転時から法令に基づきトリチウムを含む排水を管理して放出してきました。この事実は、一般にはあまり広く知られていないように感じます。
福島第一原子力発電所でも事故以前の通常運転時から、法令などに基づいて管理された液体廃棄物に含まれるトリチウムを海へ放出していました。事故後はトリチウムを十分に海水で希釈し、事故前よりも慎重な管理・監視体制のもとで実施されています。また、トリチウム濃度についても、事故前の運用目標と同等またはそれ以下となるよう管理されています。
もちろん、単純に数値だけを比較して評価できる話ではないと思います。住民感情は最優先だと本当に思います。ただ、公平な報道だったのだろうかと思います。どちらかというと感情を煽る方向だった印象を持っています。
メディアは常に正しいわけでも、常に間違っているわけでもありません。今回お借りして読んでいる本を書いた専門家の意見も、一つの見方であることに変わりはないでしょう。
改めて、さまざまな立場や資料に触れながら、自分自身で考える姿勢が大切なのだと感じました。情報の受け止め方について考えていると、旧ユーゴスラビア紛争を経験したオシム監督の話を思い出します。オシム監督は、報道や言葉が人々の感情を動かし、ときには社会や戦争の行方にまで大きな影響を及ぼすという趣旨の話をたびたび語っていたといいます。
「言葉や情報には、それほど大きな力と責任がある」と改めて感じました。自分で勉強しないとダメだなとも思いました。
