
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある地域密着型の鍼灸整体院です。初めてご来院いただく方にも安心していただけるよう、丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
『それからの僕にはマラソンがあった』という、松浦弥太郎さんの本を読みました。この本は、私がいつも聴いているお気に入りのポッドキャストで紹介されていたことがきっかけで手に取りました。松浦さんは雑誌『暮しの手帖』の編集長を務めていたそうです。本書には、慣れない仕事によるストレスで体調を崩したものの、ランニングを始めたことで心身の健康を取り戻していく過程が綴られています。著者にはアスリートではありません。そのため、私のような市民ランナーにとって非常に共感しやすい内容でした。また、編集者らしく文章の構成や言葉選びが絶妙で、最後まで気持ちよく読み進めることができました。本の中では、走ることで得られるさまざまな良い変化が語られています。その一つひとつに「そうなんだよな」と頷きながら読み進めました。ランニングを続けている人なら、共感できる場面がたくさんある一冊だと思います。
特に印象に残ったのは、「ランニングで目指すものは速さではなく、美しさである」という考え方です。一流のランナーは速いだけではなく、フォームや動きそのものが美しい。その姿に憧れ、自分も速さだけを追い求めるのではなく、美しく走るランナーでありたいという著者の考えに、とても惹かれました。私自身も走っている人を見ると、「きれいなフォームだな」と感じることがあります。逆に、何となく違和感を覚える走りもあります。その理由は言語化が難しいです。体のどこかを間違い探しのように見ているというよりは、リズム感など全体の印象ではないか。その印象を一言で表すなら、やはり「美しさ」なのだと思います。私も速いランナーにはなれませんが、(諦めるな)どうせなら美しく走れるランナーでありたいです。
一方で、少し残念に感じた点もありました。本の終盤では、「仕事のできる人は走っている」「意識の高い人は走っている」といった趣旨の記述があり、なんだか走らない人をやや否定的に捉えているような印象を受けました。きっとランニングが仕事や人生に良い影響を与えるという著者の実感を伝えたかったのだと思います。そこは筆が走りすぎた感じがしました。「運動習慣のある人は、仕事にも良い影響が出やすいと思う」といった表現にとどめてほしかったです。これから走るかもという人にオススメしづらくなり残念です。
とはいえ、それを差し引いても全体として面白かったです。
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