
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある鍼灸整体院です。肩こりや頭痛にお悩みの方に寄り添い、根本的な改善を目指してサポートいたします。
慢性的な肩こりや頭痛は、日々の生活の質を大きく下げてしまうつらい症状です。一人ひとりの状態に合わせた施術をご提供し、再発しない身体づくりをお手伝いいたします。丁寧な対応を心掛けております。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
報道によると、韓国のサッカー代表監督が成績不振を理由に国内で激しく非難され、さらに大統領まで批判に加わっているそうです。日本代表が常に好成績を収めてきたわけではありません。しかし、そのたびに政治家が監督の人選や采配にまで踏み込んで批判した記憶はありません。そのため、このニュースには驚きました。
NHKのニュースサイトによると、この騒動の背景には韓国社会特有の事情もあるようです。今回の大統領は「叩き上げ」の経歴を持つ一方で、批判の的となっている監督は名門大学出身です。私には、この対立が「雑草魂」と「エリート」の構図として受け止められている面もあるように見えました。さらに、サッカー協会会長も監督と同じ大学の出身であることから、実力よりも人脈が重視されているのではないかという不満も重なっているそうです。韓国では、人脈(コネ)を巡る不祥事が問題になることもあり、社会にある根強い不公平感が今回の騒動をより大きなものにしている面もあるようです。だとしたら、サッカーの結果はただのキッカケにすぎないのでは。記事を見ながら「もし自分が韓国で生まれ育っていたらどうだっただろう」と考えました。外から見ると奇妙に映ることでも、その社会の中にいると気づきにくいものです。私が監督一人に責任を押しつけるような批判を「結果論ではないか」と感じられるのも、外国人という外部の立場だからかもしれません。誰か一人の問題として片づけるのではなく、その背景にある社会全体の価値観にも目を向ける必要があると考えます。
そんなことを考えていた矢先、今度は相模原の障害者施設殺傷事件から10年が経過したという報道を目にしました。犯人は死刑判決を受けていますが、まだ刑は執行されていません。彼が「障害者は生きる価値がない」といった趣旨の主張を繰り返していたことを思い返すと、本当に恐ろしい事件だったと改めて感じます。
NHKの「toi-toi」という番組でも、この事件が取り上げられていました。私はこの番組が好きで、このブログでも何度か紹介しています。出演するのは、障害のある人や性的マイノリティなど、さまざまな立場の人たちです。彼らは皆、自分事として事件を見ていました。番組では、「人は生きているだけで価値があり、生産性の有無にかかわらず人権は守られるべきだ」という意見が語られていました。私もその考えには賛成です。ただ、意地悪な問いが浮かびました。「もしも人は生きているだけで価値があるのだとすれば、それは犯人にも当てはまるのではないか。」私は死刑制度の是非を論じたいわけでも、犯人を擁護したいわけでもありません。ただ、「人は生きているだけで価値がある」という言葉を本気で受け止めようとすると、簡単には答えの出ない問いにぶつかるような気がしたのです。
番組では、ある障害のある出演者が、「自分は健常者と一緒に働いている障害者だから、亡くなった人たちとは違う障害者だと思ってしまった」と率直に語っていました。その言葉を聞いて、私自身にも似た感覚があったことに気づきました。心のどこかで、「自分は社会に貢献できない立場ではないから、この事件の被害者と自分は違う」と考えていたような気がするのです。この場合、自分が被害者側の人間じゃないと考えるのは、加害者側の人間だと考えることと同じだと思いました。
色々と考えると、この事件は一人の犯人だけの問題ではなく、日本社会の中にある偏見や価値観とも無関係ではないのではないかと思いました。韓国サッカーの騒動と同じように、誰か一人を悪者にして終わる話ではなく、その背景にある社会全体の空気や価値観にも目を向ける必要があるのではないでしょうか。韓国の出来事を外から見ると、「なんでそうなる?」と疑問に思います。しかし、社会の歪みは外から見るとよく見える一方で、自分がその中にいるとわからないのではないだろうか。日本社会の中にも、私自身が気づかないうちに当たり前だと思い込んでいるおかしな価値観は当然あると思いました。韓国の人が相模原事件について知ったら、日本人の自分とは違う視点から「なんでそうなるの」と思うかもしれません。
答えの出ない問いを抱えながら、そんなことを考えた一日でした。
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