
おからだ治療院のシバクサです。
おからだ治療院は、札幌市豊平区平岸にある鍼灸整体院です。慢性的な肩こりや腰痛に悩まれている方を全力でサポートし、回復のお手伝いをしています。
肩こりや腰痛の原因は人それぞれで、さまざまな要因が複雑に絡み合っていることが多いです。おからだ治療院ではまず丁寧な問診を行い、患者さま一人ひとりの状態をしっかりと把握することを大切にしています。清潔で落ち着いた雰囲気の院内で、リラックスしながら施術をうけてください。
日々の治療や学びを通じて感じたことや、健康に関する役立つ情報、趣味の話なども交えながら、ブログを書いていきます。読んでくださる方に笑顔や元気をお届けできるよう、書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今日の北海道新聞に、鍼灸師で精神科医の森川すいめいさんの文章が載っていました。
中高生に向けて書かれた文章でしたが、大人の私が読んでもしっくりくるところが多く、鍼灸師としても「なるほどな」と思わせられる内容でした。
森川さんは、もともと鍼灸師として働いた後、医学部に入り直して医師になった方だそうです。これまでの経歴を読むと、決して順風満帆だったわけではありません。勉強が好きではなかった時期があり、周囲に馴染むことも得意ではなかった。厳しいお父さんに育てられ、人の顔色をうかがいながら人付き合いをするようになった、ということも書かれていました。きっと人の痛みや傷つきに敏感な方なのだろうと感じました。人の傷つきやすさに敏感であることは、この仕事をするうえで大きな力になるのだと思います。こういう人が鍼灸師に向いているのかもしれないな、と思いました。
その後、森川さんは医学部に入り直し、医師としてホームレス状態にある人たちの支援にも関わるようになったそうです。阪神・淡路大震災の際にはボランティアとして活動し、その経験について「人を助けているつもりが、自分が助けられているように感じた」という趣旨のことも書かれていました。
この話も印象に残りました。人のために動くことで、自分自身が救われることもあります。人と人との関係は、一方向のものではないのだと思いました。
文章の中で面白いと思ったのが、「遊ぶことは大切だ」という話でした。
遊びから学ぶことはたくさんある。勉強も遊びの延長として考えてほしい、というのです。
勉強と遊びを別々のものとして考えるのではなく、どちらも自分の世界を広げるものとして捉える。そう考えると、勉強に対する見方も少し変わるのかもしれません。
「つらくなったら図書館に行ってほしい」という言葉もありました。
図書館では、本を通して自分の知らない世界や、これまで会ったことのない人の考えに触れることができます。本を読むことは知的な遊びでもあり、そこから知恵につながっていく。これも、なるほどなと思いました。
そして、私が一番心に残ったのは、「出口が見えなくても、いつかはそこから出られるから大丈夫」という考え方でした。
私は「大丈夫」という言葉が好きです。
患者さんに対しても、よく「大丈夫です」と言います。
もちろん、何でも「大丈夫」と言えばいいわけではありません。根拠もなく繰り返せば、無責任な言葉にもなります。
それでも、「大丈夫」という言葉には、人を少し安心させる力があると思っています。
人は、怖いものがあると臆病になります。怖さが強くなるほど、目の前のことしか見えなくなり、出口がないように感じてしまうこともあります。
そんなときに「大丈夫」と言ってもらえるだけで、ほんの少し先を見ることができることがあるのではないでしょうか。
私自身、昔の自分に一言だけ伝えられるとしたら、反省や後悔を伝えるよりも、まず「大丈夫だよ」と言ってあげたいと思います。
森川さんの文章を読んで、そんなことを考えました。
記事では、森川さんの文章のポイントとして、
「勉強も遊びだと考えて楽しむ」
「運動で元気になる人はたくさんいる」
「知恵の方向として、図書館に行こう」
という三つが紹介されていました。
たまたま新聞を開いて出会った文章でしたが、子供向けの文にもかかわらず考えさせられました。
こういう出会いがあるから、新聞を読むのは面白いなと思います。
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