20231127 多様性
ドキュメンタリーが好きでよく見ます。
先日NHKで放送した韓国のモデルのドキュメンタリーが面白かったです。モデルって普通スリムで脚が長くて頭が小さくて、そういう人を想像してしまうけれど、その女性は太っています。プラスサイズモデルというのだそうです。その人が言うには韓国は見た目重視の度合が特に強く(確かに大統領も整形しているとききます)、美しさを重視することが呪縛になっている。その人はプラスサイズモデルとして活動しながら、プラスサイズの服を販売していて、成功しているのだけれど、今でもプラスサイズな自分を受け入れきれてないらしく、事実苦しんでいました。体形や美にも多様性があっていいという言葉が印象的でした。
いわゆるモデル体型の人は元々の素材もあるだろうけれど、頑張った結果だと思います。しかし、一方で何のために頑張ったのかを考えるって普段なかなか考えないと思います。もちろん頑張った事実を否定しません。多様性とは新しい価値観を認めるというだけじゃなく、色々とある価値観を考え直し続けることだと思いました。行きつく答えは「みんなちがってみんないい」だと思います。答えは決まっているのだけれど、考え続けないといけないと思いました。勝ってもいいいし負けてもいい、頑張ってもいいし頑張らなくてもいい。そんな感想を持ちました。
今日の東洋医学 陰陽
東洋医学における「陰陽」のバランスは、心身の健康を保つために極めて重要な概念です。「陰」と「陽」は、自然界や人体における二つの相反するが補完し合う要素を表します。陰は冷静、静的、内向的な性質を持ち、陽は熱、動的、外向的な性質を持ちます。
心身の健康は、この陰陽のバランスが取れている状態に依存しています。陰陽の不調和が生じると、さまざまな体調不良や病気の原因となります。例えば、陰が不足すると、熱感や不眠、口の渇きなどの症状が現れ、陽が不足すると、冷えや疲労感、活力の低下が見られます。
このバランスを整えるために、東洋医学では適切な食事、生活習慣、鍼灸、漢方薬などを用いて調整を図ります。例えば、陰を補うためには、冷やす性質の食材を摂取し、陽を補うためには温める性質の食材を選ぶことが推奨されます。
陰陽の調和が取れた状態は、身体的な健康だけでなく、感情や精神の安定にもつながります。したがって、陰陽のバランスを整えることは、全体的な健康と幸福を維持するための基盤となります。東洋医学では、この調和を保つことが、長寿と健康の秘訣とされています。