
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
働く上で大事なのは、「主体性」だと思っています。会社で働いていた頃の自分と今の自分を比べてみると、その違いはまさに「主体性」にあると感じます。以前の私は、業務をただこなすだけで、自分の頭で考えたり、自ら決断したりすることをほとんど意識していませんでした。しかし、今では「自分がどうしたいのか」「何が必要なのか」を考えることが日常の一部となっています。この変化は、私にとってサナギが蝶になるような、人生における大きな転機だったと感じています。
もちろん、主体性を持たない人間がたくさんいる方が、短期的には効率が良い場合もあります。指示されたことを正確にこなすだけなら、迷いも少なく、トラブルも起きにくいでしょう。しかし、今の時代のように先行きが見えず、激しい変化が求められる中では、目先の効率を追求した結果として生まれる「主体性の欠如」が、むしろ問題を引き起こしているのではないかと考えています。主体性がないと、変化に対して柔軟に対応できず、新しい環境や状況についていけなくなってしまうのです。
正直に言うと、これまで何も考えず目の前の業務をこなしてきた私にとって、「自分の頭で考えて決断する」という行為は非常に難しいものです。例えば、他人から見れば些細なことでも、私は長時間悩んでしまうことがあります。「これまでは何も考えていなかったんだな」とつくづく感じます。こういった人は、実は結構多いのではないでしょうか。特に、真面目に仕事に取り組んできた人たちほど、環境の変化についていけなくなるリスクが高いように思います。
世界的に見ても、日本は急速な変化に適応できていないように感じます。それは、私のように主体性を持たず、与えられた枠の中でしか動けない人が多いことが一因ではないでしょうか。もちろん、私もかつてはそうだった一人です。しかし、だからこそ、これからはもっと多くの人が「自分で考え、行動する」大切さに気づいてほしいと願っています。
私自身の経験を振り返ると、変化を受け入れることは簡単ではありませんでした。それでも、少しずつ自分の足で歩き始めることで、道が開けていく感覚がありました。これは、きっと他の人にも当てはまることだと思います。どんな小さな一歩でも、まずは「自分で考える」習慣を持つことが、未来への第一歩なのではないでしょうか。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 頭痛
片頭痛は、約10億人が悩む一般的な病気です。原因は遺伝や環境、体の状態などさまざまです。
ストレスは片頭痛の大きな要因で、緊張によって血管が縮まり、頭痛が引き起こされます。十分な睡眠が取れないと、体のリズムが崩れ、頭痛が悪化することがあります。
天気が急に変わると、特に気圧が変わることで体にストレスがかかりやすくなります。また、強い光に敏感になり、眩しさが頭痛を引き起こすこともあります。
チョコレートやチーズなど、一部の食べ物も片頭痛を誘発することがあります。これらの要因を理解し、ストレスを減らしたり、睡眠をしっかりとったりすることで、片頭痛を和らげることが可能です。生活習慣を見直すことで、症状の改善が期待できます。