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勃起障害(ED)

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勃起障害(ED)はこんな病気


勃起障害(ED)は性交時に十分な勃起が得られないか、あるいは十分な勃起が維持できないため満足な性交が行なえない病気です。
ED
は陰茎だけの障害ではなく、全身疾患に付随する障害あるいは生活習慣に起因する障害の一つです。
一例として高血圧、糖尿病、脂質異常症、動脈硬化、脳血管障害、内分泌疾患、神経疾患、男性更年期障害、心理的精神疾患、肥満、加齢、喫煙、飲酒、運動不足などがEDの発症に関与していると言われています  

EDは大きく「機能性ED」と「器質性ED]に分類されます

機能性ED
① 心因性EDは、性に関する心理的な問題やストレス、過去のトラウマ、パートナーとの関係のトラブル、またはうつ病などが原因で、勃起がうまくいかなくなることを指します。

② 男性加齢性機能低下症候群(LOH症候群)によるEDは、男性ホルモンである「アンドロゲン」の分泌が加齢とともに減少し、性欲や勃起力の低下、射精感の消失などの症状が現れます。さらに、LOH症候群に伴ううつ症状もEDを悪化させる可能性があります。
③ 薬剤性EDは、他の病気の治療に使われる薬の副作用で引き起こされます。例えば、抗炎症薬、抗うつ薬、睡眠薬、降圧薬などが薬剤性EDの原因となります。

■器質性ED
① 流入系ED(動脈性ED)は、陰茎の海綿体に十分な血液が流れ込まないことで起こります。主な原因は動脈の硬化で、生活習慣病が関係しています。肥満や運動不足、飲酒や喫煙、食生活の乱れ、休養不足などが要因です。他にも高血圧や糖尿病、心臓病などが影響します。また、睡眠時無呼吸症候群によってもEDが引き起こされる場合があります。
② 流出系ED(静脈性ED)は、血液が陰茎の海綿体にしっかりと留まらず、結果として勃起が持続しづらくなる状態です。その原因はまだ完全にはわかっていませんが、静脈の閉塞不全が関与している可能性があります。
③ 神経性EDは、脳から陰茎への神経信号がうまく伝わらないことで引き起こされます。脊髄損傷や脳血管障害などが原因となる場合があります。また、骨盤内手術などが原因で末梢神経に障害が生じることもあります。
④ 陰茎性ED
④ 陰茎性EDは、陰茎自体に問題があるために発生します。

終わりに

勃起障害(ED)は、高血圧や糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群など、基礎となる病気がある人によく起こります。そのため、喫煙や飲酒を含む生活習慣の改善や健康な食事、適度な運動が予防に役立ちます。また、ストレスの少ない環境でリラックスすることも大切です。さらに、一部の薬物もEDを引き起こす可能性があるため、気になる場合は医師に相談しましょう。

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