メニュー
オススメ記事

20240322 要領が悪い言い訳

私の作る文章は長いのが欠点です。何故そうなるかも言語化出来ています。相手を傷つけたくないからです。短い言葉で人を傷つけるのはしたくないからです。しかし結果的には逆に人をイラつかせてしまうことがあるように思われ、注意しています。とかく忙しい世の中で私のような人間は絶滅危惧種です。
本題はここからなのですが、私なりに言葉が長くなる理由がちゃんとあります。前提として私が患者さんと話をすることで、症状をこじらせてはいけないと思います。医療従事者の一言で患者さんを振り回すことって多いと思います。鍼灸を選ぶ方の多くは慢性症状を訴えます。慢性的な今の状態はゆっくり時間をかけてたどり着いたので、その状態が一気によくなること現実的にありえないと考えています(身も蓋もない話にはなりますが)。

例えば一年なり二年なり時間をかけて、ゼロからマイナス100になった体調が一週間で0になる、そんな折れ線グラフを想像していただきたいです。そんなグラフはありえないと思うし、本当にそうなったら、二週間後にマイナス150になると思います。ゆっくり時間をかけてそうなってしまった症状はゆっくり時間をかけて治すしかないと思います。一気に治そうとしてこじらせてしまっていると思います。といった内容を説明するには私に時間が少なすぎるのです(だから、ブログを書いています)。初対面の人間に短い言葉で大丈夫だと言い切るのは無神経なのか無知なのか私には分かりません。もしかして相手もそれを望んでいるのかも知れないけれど、自分には出来ません。おかげで時間ばかりかかります。

現場を離れたところで、私の考えを伝えることは私にとってとても大事なことなのだといいたいのだけれど、我ながら要領を得ない文章ですね。また改めて伝えなおします。ホントに要領悪い。

目次