おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
すっかり、雪が溶けて嬉しいです。今年は一気に春が来た感じがします。当たり前の話なのですが、雪の量を計測する場合、降雪量と積雪量の二つがあります。あまり意識していなかったけれど、降雪量が同じでも積雪量が多いと交通にストレスを感じるそうです。どういうことをいうかと言うとシーズンを通してちょっとずつ降るより、まとめて降ると積雪量が増える(時期が発生する)そうです。今年は確かに一気に降るときが多かった気がします。しかし、今は春です。もうすぐ新年度も始まるし、頑張りたいと思っています。よろしくお願いします。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 頭痛
片頭痛は、多くの人が経験する頭痛の一種で、生活に大きな影響を与えることがあります。片頭痛の原因については、いくつかの考え方があります。まず、昔は脳の血管が収縮したり拡張したりすることが原因だと考えられていました。血管が収縮するときに痛みが起こり、その後血管が広がるとさらに痛みが強くなるという考え方です。しかし、最近の研究では、脳の特定の神経が片頭痛を引き起こすことがわかってきました。この神経が刺激されると、痛みが起こると考えられています。
さらに、三叉神経という神経が片頭痛に大きく関わっていることもわかりました。この神経が刺激されると、血管が広がったり炎症が起こったりします。この考え方は、片頭痛の前兆がない場合や他の症状も説明できるため、注目されています。また、最近の研究では、片頭痛が始まる数日前から脳の視床下部という部分が異常に活動していることがわかりました。この部分が三叉神経を刺激し、血管の変化を引き起こす可能性があります。
片頭痛の治療には、セロトニンやCGRPという物質をターゲットにした薬が使われています。トリプタン薬はセロトニンに作用し、CGRP受容体拮抗薬やCGRP中和抗体は片頭痛の予防に役立ちます。今後も、片頭痛の原因や治療法についての研究が進むことが期待されています。片頭痛に悩んでいる人は、医師に相談して適切な治療を受けることが大切です。