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20240411 ヒッグスさん

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

ピーター・ヒッグスさんの死去のニュースを見ました。私は元々は理系のお仕事をしていたので、理系のニュースは人より食いつきが良いです。ヒッグスさんのことを知ったのは「パーティクル・フィーバー」という映画を見たからです。ヨーロッパの山岳地に国境をまたいで大きな円形のトンネルを掘って、そのトンネルの中で粒子を加速させて、挙句その粒子同士をぶつけて、飛び散る様子を観測するというドキュメンタリー映画でした。そんなことして何になるのか普通は理解出来ないです。ヒッグスさんはモノに重さがあるのは粒子によって起こるものだと仮説を立てて、それをヒッグス粒子と名付けた。その存在をその実験で証明できるかもしれないといった内容でした。二つのチームがそれぞれ実験をして、チーム同士は情報を交換しない。責任者(多分一人だと思う)だけが全容を知っている。そんな映画だったと記憶しています。最後に研究結果の発表があって、その時にヒッグスさんも呼ばれました。(何でもヒッグスさんは、公の場に出ない人だとのこと)。その時点では、研究結果は明かされていないけれど、恐らくヒッグス粒子があるのかないのかの実験結果の発表会に本人が呼ばれるってことは「もしかして」と期待が高まる。責任者が二つのチームの実験結果を全部最初から長々と説明して、違うアプローチをしているチームの両方がヒッグス粒子の存在を確認したので、私はヒッグス粒子は存在すると結論を出しますと言うと、会場が拍手喝采。そんな映画でした。何年も前の仮説が証明されてヒッグスさん嬉しかっただろうなーと思います。すごい面白い映画だったのに動画配信されていないのが残念です。もしも放送されたら是非見てください。もう一回見たい。あれは良かった。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日のコラム 

IL-33は、体が傷ついたりストレスを受けたときに出てくる物質で、アレルギー反応に重要な役割を果たしています。特に喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの病気に関わっています。

IL-33が放出されると、免疫系の細胞が活性化され、アレルギーを引き起こす物質(IL-4、IL-5、IL-13)が増えます。これにより、アレルギーの症状が悪化します。特にスギ花粉症の人では、IL-33が鼻の粘膜に多く見られ、鼻づまりやくしゃみの原因となります。

IL-33が過剰に働くと、喘息やアトピー性皮膚炎の症状がひどくなります。今、IL-33をターゲットにした新しい治療法が研究されており、IL-33や関連する物質を抑える薬が期待されています。新しい治療法の開発が期待されています。

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