おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日、道新の三面記事を見ていて思ったのが、切り取り方でした。
死亡交通事故の記事ですが、加害者が80歳で被害者が2歳でした。記事を読んだ時、私の感想は記事を書いた人が免許を返納していれば、こんなことにならなかったのだと言っているように感じました(あくまで個人的な感想です)。それについては確かにそうなんだけれど、同じことは年齢に関係なくどの交通事故に対しても言えることだと思います。その人がどのような場所に住んでいたのか分からないけれど、道内には車の無い暮らしが厳しいところって沢山あると思うし、絶対に無理な場所に住んでいる高齢者だって普通にいると思います。最後はもちろん本人の決断次第なのだとは思うけれど、車の無い暮らしを現実的な選択肢にすることのほうが先だと考えます。80歳の加害者は確かに加害者です。同じような加害者を作らない社会になるようにしないといけないし、報道もそうあって欲しいと考えました。悪いのはその人だけじゃない。報道について客観的であって欲しいと思いました。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム
気道の粘液にはムチンという成分があり、主に2種類あります。MUC5ACはシートのような形で、MUC5Bは鎖のような形で分泌されます。これらが一緒に働いて、ゲル状の層を作ります。この層はウイルスや細菌から体を守る役割を果たします。
健康な状態では、ムチンが気道を正常に保つ手助けをします。しかし、炎症が起こるとMUC5ACがたくさん作られ、粘液が詰まりやすくなります。このMUC5ACの量は特定の物質によって調整されていて、喘息や慢性の肺の病気に関わっています。
ムチンは気道を守る大切な成分ですが、作りすぎると病気を悪化させることがあります。だから、MUC5ACの量を抑える治療法を開発することが大切です。