20240614 劇症型溶連菌感染症について
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
劇症型溶連菌感染症とは何か
劇症型溶連菌感染症は、溶連菌によって引き起こされる非常に重篤な疾患です。通常の溶連菌感染症よりも急速に進行し、放置すると命に関わるリスクが高まります。この病気の一般的な症状には、高熱、喉の強い痛み、嚥下困難、リンパ節の著しい腫れ、全身に広がる発疹が含まれ、特に高熱は数時間以内に40度を超えることもあります。
診断と治療
劇症型溶連菌感染症の診断は血液検査や喉のスワブ検査で行われ、治療には抗生物質が用いられます。症状が重篤な場合は入院治療が必要になることもあります。
予防
手洗いやうがいなどの基本的な衛生管理を徹底し、感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
劇症型溶連菌感染症は、知識を持ち、早期に適切な対応をとることが重要です。日々のケアと予防を心がけ、健康な毎日を送りましょう。
自宅でできるケア方法
- 休息: 症状が初期段階であれば、十分な休息をとることが重要です。1日に7〜9時間の質の高い睡眠を心がけ、必要なら昼寝も取り入れましょう。
- 水分補給: 喉の痛みや嚥下困難があっても、水分補給は怠らないようにしてください。温かい飲み物や電解質ドリンクがおすすめです。
- 栄養摂取: 消化に良い食事を心がけ、ビタミンCやプロテインを意識して摂取しましょう。
- 湿度の管理: 加湿器を使ったり、湿ったタオルを部屋に置くことで、適切な湿度を保ちましょう。
- 症状のモニタリング: 症状の変化に注意し、悪化するようであれば医療機関を受診してください。
まとめ
妊婦さんや高齢者や持病のある方は要注意だと考えます。急な発熱の時は劇症型溶連菌感染症と場合もあるということと、躊躇なく早めの受診をすること。この二点を頭の片隅に置いておくだけでもだいぶ違うと思います。おからだ治療院では心と身体のバランスを整え、あなたの健康をサポートしますのでお気軽の連絡ください。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 補虚瀉実(ほきょしゃじつ)
「補虚瀉実(ほきょしゃじつ)」という表現は、東洋医学における重要な治療方針を示しています。まず、「虚」と「実」の概念を理解することが大切です。「虚」は体内の「気」や「血」、または「陰」や「陽」が不足している状態を指し、一方で「実」は体内に余分なもの、例えば熱や湿気、病原体が過剰に存在する状態を示します。
このため、「補虚」は虚弱な状態を補うことを意味し、体内の不足している「気」や「血」を補充し、身体の機能を回復させる治療法です。具体的には、栄養価の高い食材を摂取したり、エネルギーの流れを整えたりすることが重要です。
一方、「瀉実」は、実証の状態を排出することを指します。つまり、体内に過剰に存在する熱や湿気、毒素を取り除くための治療法です。このアプローチでは、消化を助ける食品を摂取したり、余分な熱や湿気を排出することが重要です。
「補虚瀉実」は、患者の状態を見極め、必要に応じて体の不足を補い、過剰なものを排出することで、体内のバランスを整え、健康を回復させることを目指します。東洋医学では、病気の根本的な原因を理解し、個々の体質や症状に応じた柔軟な治療が重視されているため、このアプローチは患者一人一人に合わせた治療の基本的な方針となっています。