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20240622 トリスタンダクーニャ

リテラシーという言葉を聞くようになったのは割と最近だと思います。ニュアンスとしては、常識とかモラルとかそんな意味で使われることが多いと思うのですが、本来は読み書きの能力を意味するのだそうです。知りませんでした。私なりの拡大解釈は「そのくらい知っとけよ」という意味だと受け取っています。モラルが足りないと言われると納得できるのですが、リテラシーが低いという表現はちょっと反発してしまいます。(リテラシーが低いことがいいと言っているわけじゃないですよ)
リテラシーという言葉を聞くようになったのは、スマホの普及、SNSの普及と同時期だと思います。知ることができる情報が増えたのと前後して読み書きの能力が問われるようになったとしたら、身の回りの情報量が平均的な人間の能力の限界を超えているのだと思います。(今の地球の裏を知ることもできるわけですし)私自身こうして自分の考えをネットに発信しているのですが、アウトプットの材料は過去のインプットです。自分たちは情報という名の箱を隣から隣へ運ぶゲームをしているのかも知れません。渡す相手を間違えたらリテラシーだハラスメントだと非難されて、その様子をまた情報という名の箱に詰めて運び出す。(そりゃ疲れる)
AIによる自動音声でニュースを読むのを聞いたことがあります。まだまだ不自然な感じはあるけれど、人間を超えるのはもはや時間の問題だと思います。テレビ番組でその辺をアナウンサーが心配していて、それの返事が「たまに間違う方が人間らしくていいかも」でした。正確だったり完全だったりが標準になり普通になってそのうち価値が低くなるのではないでしょうか。これからはそうじゃないのも面白いし、完璧に出来ないけれどそれを目標に頑張る様子の方が、私は面白いです。

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