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咽頭結膜熱(プール熱)

プール熱(咽頭結膜熱、いんとうけつまくねつ)は、アデノウイルスによって引き起こされる感染症の一つです。主に夏季に多く見られ、特に子供たちがプールを利用する機会が増えるため「プール熱」と呼ばれていますが、プール以外の場所でも感染することがあります。このウイルスは非常に感染力が強く、集団生活をする場所や公共の施設などで広がりやすい特徴があります。

主な症状

プール熱の主な症状としては、まず高熱が挙げられます。体温が38度以上に上がり、数日間にわたって続くことが多いです。また、喉の痛みも一般的で、これが強くなると飲食が困難になることもあります。結膜炎もよく見られ、目の充血や目やにが出ることがあります。さらに、頭痛や腹痛、下痢などの消化器症状を伴うこともあり、これらの症状が重なると非常に不快な状態になります。

感染経路

感染経路は主に三つあります。まず、飛沫感染です。これは咳やくしゃみでウイルスが飛び散り、それを吸い込むことで感染します。次に、接触感染があります。ウイルスが付着した物や場所に触れた手で目や口を触ることで感染が広がります。そして、プールを介した感染もあります。ウイルスが含まれた水を介して感染することがあり、特に水質管理が不十分なプールでは注意が必要です。

予防策

予防策としては、まず手洗いを徹底することが重要です。石鹸と水でしっかり手を洗うことで、ウイルスの付着を防ぐことができます。また、目や口に手を触れないようにすることも大切です。さらに、プールの水質管理を徹底し、適切な消毒を行うことが感染防止に役立ちます。最後に、感染者との接触を避けることも予防策の一つです。特に症状が出ている人とは距離を保つようにしましょう。

治療

プール熱には特効薬はなく、症状を和らげる対症療法が中心となります。十分な休息と水分補給が重要です。高熱や喉の痛みが続く場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。また、症状が重い場合や長引く場合は、適切な医療機関での診察が必要です。家庭でのケアとしては、冷却シートや解熱剤を使用して体温を下げることや、うがいや目薬を使って喉や目の症状を和らげることが考えられます。

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