20240710 夏風邪
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
道新によると、夏風邪(特に手足口病と咽頭結膜熱)が流行っているそうです。私の家族もちらほら風邪をひいています。今年は特に気温の変化が大きいので体調を崩す患者さんが多いい印象です。エアコンの使いすぎで体が冷えたり、エアコンを使うことで換気する機会がへることで流行するのだそうです。季節を問わず風邪の予防にはこまめな手洗い、うがい、十分な睡眠、バランスの取れた食事が大切です。症状が出た場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。無理をせず、休養を取ることで、早期の回復が期待できます。夏は楽しい季節ですが、体調管理には十分気をつけてください。夏風邪に負けずに、健康的に過ごしましょう。
鍼灸は、古代中国から伝わる伝統的な治療法で、体のエネルギーの流れを整えることで健康を回復させることを目的としています。夏風邪に対しても効果的であると言われています。夏風邪は、夏特有の環境によって引き起こされる風邪の一種です。鍼灸は、自然の力を利用して免疫力を高め、炎症を軽減し、ストレスを和らげることで、夏風邪の症状を改善する効果があります。夏風邪に悩まされている方は、ぜひ鍼灸治療を試してみてください。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 表熱虚(ひょうねつきょ)
表熱虚(ひょうねつきょ)は、東洋医学における八綱分類の中で、特に重要な病態の一つです。この状態は、外部からの熱の影響を受けつつも、体内のエネルギーが不足していることを示しています。表熱虚は、主に風熱や感染症が原因で、体が熱を持ちながらも、同時に体力や免疫力が低下している状態です。
表熱虚の特徴的な症状には、軽度の発熱や微熱、喉の痛み、疲労感、無気力感などがあります。また、舌は淡紅色で、脈は虚脈(きょみゃく)と呼ばれる、弱い脈拍が見られることが多いです。これらの症状は、体が外部の熱に反応しながらも、内的なエネルギーが不足していることを示しています。そのため、外部の熱に対する抵抗力が弱く、感染症や風邪にかかりやすくなる傾向があります。
治療においては、表熱虚の状態を改善するために、体のエネルギーを補いながら、外部の熱を取り除くアプローチが必要です。具体的には、体を温める作用のある食材や、エネルギーを補充する漢方薬を用いることが一般的です。また、鍼灸療法を通じて、特定の経穴を刺激し、体のエネルギーの流れを整えることも重要です。