おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
トランプ暗殺未遂事件、びっくりしました。トランプ元大統領については賛否が分かれる人ですが嫌いな人の理由は 攻撃的なところだと思います。暴力を煽るところだと思います。恐らくそういう人にとって今回の事件は自業自得に見えるのかと思います。色んな視点があると思いますが、私は暴力とは何かに焦点を絞ってブログを書きます。
常日頃から、報道の大半は暴力だと私は思います。私はそれぞれが自分の暴力性と向き合うのが自然だと考えます。私は暴力的ではありませんという人は苦手です。学校の部活だったり職場のパワハラ報道を見ていると加害者はキャバを越えたんだなと思っています。加害者の暴力性が他の人より強かったから(だけ)ではないと思うのです。キャパを超えると暴力が始まる側面は普通にあると思っています。そんな中、教育虐待のニュースを読みました。「中学受験の時に教育虐待が父親から14%母親から13%」という題名でした。我が家の長女も中学受験していたので人ごとではありませんでした。あの時、自分のキャパを超えていなかったかと自問自答したら私は自信がありません。
考えたのですが、例えばですが(本当に例えば)子供が東大受験したいと言い出したとして、家族なら合格させたいと思うはずです。本人が東大を現役で合格したい、トップ通過で(そんなのがあるのかどうか知りませんが)合格なり入学なり卒業なりしたいと言ったら家族は喜んで応援すると思います。それと同時に親なら、東大現役合格した(させた)親になりたいのではないかと思います。合格させたいという親心と、合格させた親になりたいという自分の都合はどっちも自然なことなのだけれど、ここをごちゃ混ぜにすると危険なのではないだろうか。強い強い自分の感情の中で、自分と他人の境界があやふやになってしまう。これって結構やりがちなミスだと思うのですが、どうでしょうか?私は自分を振り返った時に、このあたりに暴力の源があるように思うのです。
皆さんは暴力についてどのようにお考えでしょうか?
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 熱証(ねつしょう)
熱証(ねつしょう)は、体温が上昇している状態であり、主に炎症や感染症が原因となって引き起こされることが多いです。この状態は、東洋医学において体内のエネルギーのバランスが崩れ、熱が過剰に発生していることを示しています。
熱証の主な症状には、発熱、発汗、口渇、顔面の紅潮、脈が速くなること、便秘、尿の色が濃くなることなどがあります。発熱は体温が通常より高くなり、これは体が感染や炎症に対抗するための自然な防御反応です。体温が上昇することで免疫系が活性化され、病原体と戦うためのエネルギーが供給されます。
発汗も熱証の一環として見られ、体温が上昇すると体は汗をかいて熱を放散しようとします。しかし、過剰な発汗は体内の水分を失わせ、口渇感を引き起こすことがあります。顔面の紅潮は血行が良くなっていることを示し、これも体の反応の一つです。また、脈が速くなるのは、体内の熱が高まっていることを反映しています。便秘や尿の色が濃くなるのは、体内の水分が不足していることを示しており、これらの症状は熱証の典型的な特徴です。
熱証の機序は、外部からの病因(風熱や湿熱など)や内部の臓腑の不調(肝熱や胃熱など)によって引き起こされます。外的要因としては、感染症による炎症が一般的です。ウイルスや細菌が体内に侵入すると、免疫系が反応し、体温が上昇します。これは病原体を排除するための自然な防御反応です。
熱証の治療には、体内の熱を冷ますことが重要です。鍼灸では特定の経穴を刺激することで、体の熱を冷やし、気血の流れを整えることができます。合谷や曲池などの経穴が効果的とされます。