おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
知り合いのSNSを眺めていたら、兄に初孫が出来たのが嬉しいというのがありました。最近悩み事があったけれど、どうでもよくなったとも。兄に孫が出来て解決する悩みなんて最初から大したことないんだろとツッコム輩もいるかも知れないけれど、私は、なんか嬉しい気持ちになりました。SNS界隈ではみんな炎上覚悟で目立とう目立とうとして、結局目立ちすぎて炎上しているように思います。遠くの誰かを少しだけ微笑ませてくれるそんな投稿を意識してもいいのではないか。クスっと笑ったら「いいね」なんかしないで、さりげなくパクって別の誰かをクスっと笑わせる。それだけでだいぶ違うんじゃないだろうか。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 陰虚と肩こり
「陰虚(いんきょ)」は、中医学において体内の陰(滋養や潤いのエネルギー)が不足している状態を指します。陰が不足すると、体は乾燥し、熱がこもりやすくなります。この状態は肩こりを引き起こす要因の一つとされています。
肩こりは、筋肉の緊張や血行不良によって生じることが一般的ですが、陰虚が関与する場合、体内の潤いが不足し筋肉や関節が硬くなりやすくなります。その結果、肩や首の筋肉が緊張し、こりや痛みが発生します。さらに、陰虚は体温を上昇させることがあり、これが筋肉の緊張を助長します。
陰虚による肩こりの症状には、肩の重さや痛み、頭痛やめまいを伴うこともあります。また、陰虚は精神的な不安やイライラ感を引き起こし、ストレスが肩こりを悪化させる要因にもなります。
改善には、陰を補うことが重要です。経穴(けいけつ)を刺激する方法も効果的で、特に「腎兪(じんゆ)」や「肝兪(かんゆ)」、肩周りの「肩井(けんせい)」などが役立ちます。これらの経穴を刺激することで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。
リラクゼーションやストレス管理も欠かせません。深呼吸や軽いストレッチを取り入れることで、肩周りの筋肉をほぐし、陰虚の改善に繋がります。陰虚と肩こりは密接に関連しているため、早期の対処が健康維持に重要です。心身のバランスを整えることで、肩こりの軽減が期待できます。