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20240814 夏バテと鍼灸

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

たまに鍼灸師らしいことをブログにした方がいいと思って今日はいつもの雑談から離れて、お仕事の話をしたいと思います。
毎日暑い日が続きますが、皆さんは夏バテ、大丈夫ですか?最近は一般家庭にもクーラーがあるのが当たり前になってきているので(私の家にはありません)大丈夫な人も多いかと思いますが、でもやっぱりバテますよね。
夏バテは暑さによって体力が消耗して食欲不振や睡眠不足となり体調がすぐれなくなる状態を指します。
鍼灸は神経のバランスを整える効果があり、これにより深い眠りを促進し日中の眠気を軽減します。また、鍼灸は血液循環を改善し、体全体に酸素と栄養を供給することで、だるさや疲労感を軽減します。さらに、リラックス効果が高く、ストレスを軽減することで、より良い生活をサポートします。
特に「合谷」「足三里」「内関」「百会」「湧泉」といった経穴は夏バテ対策に効果が高いと言われています。
鍼灸は、夏バテに対する効果的な対策として多くの人々に支持されています。体内のエネルギーの流れを整え、神経のバランスを改善し、血液循環を促進することで、夏バテを軽減し、元気に過ごすために鍼灸治療を取り入れてみてはいかがでしょうか。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学  風湿(ふうしつ)

「風湿(ふうしつ)」は、中医学において風と湿が体内に侵入し、さまざまな不調を引き起こす状態を指します。特に、風は体の表面に影響を与え、湿は体内の水分代謝を乱します。これが不眠の原因となることがあります。

風湿による不眠の主な症状には、身体の重だるさ、関節痛、頭重感、そして眠りの浅さが含まれます。湿気が体内に溜まることで、気の巡りが悪くなり、心身のバランスが崩れ、結果として睡眠の質が低下します。また、風が引き起こす不安感やイライラも、寝つきを悪くする要因となります。

風湿は、気候の変化や湿度の高い環境、または体力の低下によって悪化します。特に梅雨の時期や湿気の多い地域では、風湿の影響を受けやすくなります。治療には、風湿を取り除くためのアプローチが必要です。漢方薬や鍼灸が効果的で、特に「風池(ふうち)」や「足三里(あしさんり)」といった経穴を刺激することが有効です。

また、生活習慣の改善も重要です。湿気の多い環境を避け、軽い運動を行うことで体内の湿を排出し、気の流れを良くすることが推奨されます。温かい飲み物や食事を摂ることで、身体を内側から温めることも効果的です。

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