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20240815 祈り

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

今日は終戦記念日です。
私は大人になるまで、戦争の話はだるかったので、いけないことなのだけれど、なるべく目をそらしてきました。自分に子どもが出来たあたりからだと思うのですが、自然と関心を持つようになって、本を読んだり、ドキュメンタリーを見たりして勉強するようになりました。もちろん、まだまだ勉強不足ではありますが、同年代の中では戦争というものが自分の言葉で話せる方だと思っています。
今日、原爆の父と呼ばれるオッペンハイマーのドキュメンタリーを見ました。終戦後に原爆開発について後悔したのか「私は手が血で汚れているように感じます」と大統領に面と向かって言ったら逆ギレされて、出禁になったとのこと。原爆を開発した人も、原爆投下を命令した人も傷ついていたと知りました。
沢山の人たちが迷いながら悩みながら、戦争という道を選んで、最終的に自己弁護をしている。迷ったこと、悩んだこと、選んだこと、自己弁護したことを一つ一つ切り取って評価をするようなことは私はしません。ただ、やり直せるなら違う道を選択したと思っています。私は最初からその違う道を選びたいです。
私の捉え方ですが、世の中は色が変わる布で作ったパッチワークだと思っています。いつも揺らいでいる。だから、短い言葉でその時代を言い切ることはできないはずです。きっと戦争について言葉はいらないのだと思います。言葉より祈りだと思います。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学 実証(じっしょう)

「実証(じっしょう)」は、中医学において体内のエネルギー(気)、血、陰、陽のいずれかが過剰な状態を指します。これは体内のバランスが崩れ、特定の症状が現れることを意味します。実証は、体が外部からの邪気(風、寒、湿、熱など)に対抗する力が強い場合や、内因によって生じることが多いです。

実証の主な特徴は、体力が強く、抵抗力がある一方で、体内に不必要なエネルギーや物質が蓄積されることです。一般的な症状には、発熱、のぼせ、喉の渇き、便秘、そして体の痛みなどがあります。これらの症状は、体内の陽気や熱が過剰になっていることを示しています。

実証の原因には、過食や不規則な生活、ストレス、外部からの邪気の侵入などが含まれます。特に、脂っこい食事や辛い食べ物を多く摂ることで、体内に熱が蓄積されることがあります。

治療には、体内の過剰なエネルギーや物質を取り除くことが重要です。漢方薬や鍼灸が効果的で、特に清熱作用のある薬草や、デトックス効果のある治療法が用いられます。また、経穴(けいけつ)を刺激することで、体内のバランスを整えることができます。具体的には、「合谷(ごうこく)」や「足三里(あしさんり)」などが有効です。

生活習慣の改善も重要で、バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を行うことで、体内の熱や余分な物質を排出することが期待できます。実証の状態を放置すると、慢性的な健康問題を引き起こす可能性があるため、早期の対処が求められます。心身の健康を維持するためには、体内のバランスを整えることが欠かせません。

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