おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
時々ですが「プロフェッショナル仕事の流儀」を見ています。大体見る時は有名人で既に自分が知っている人が多いと思います。今回は横浜の靴屋さんでした。通常なら見ないところなのですが、奥様の強いススメで見ました。二回立て続けで見ました。その方は靴の修理を専門に扱う人で全国から問い合わせがくるとのこと。仕事の風景を見てて、そりゃ全国から問い合わせが来るだろうなと思いました。その人の仕事に取り組む姿勢は周りから見てもすごいらしく、変態やら変人やら言われ放題でした。私は革靴を履かないし靴に対してそれほど、こだわりがありません。そんな私でも伝わるものがありました。その方の言葉で面白かったのは、靴じゃなくてその向こうにある笑顔のために働くといった内容のコメントがありました。プライドなんかないとも。勉強になりました。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 膀胱湿熱(ぼうこうしつねつ)
「膀胱湿熱(ぼうこうしつねつ)」は、中医学において膀胱に湿気と熱がこもる状態を指します。この状態は、体内の水分代謝の乱れや、外部からの邪気が影響を及ぼすことによって引き起こされます。特に、湿気の多い環境や不規則な生活習慣が関与します。
膀胱湿熱の主な症状には、頻尿、尿の濁り、尿道の痛み、下腹部の不快感、さらには発熱や全身の倦怠感などがあります。尿が濃く、臭いが強くなることも特徴的です。また、湿熱が長引くと、皮膚に発疹やかゆみが生じることもあります。
この状態の原因には、過食や不適切な飲食、特に脂っこい食事やアルコールの摂取が挙げられます。また、精神的なストレスや過労も膀胱の機能を低下させ、湿熱を招く要因となります。
治療には、湿熱を取り除き、膀胱の機能を改善することが重要です。漢方薬では、利尿作用や解毒作用のある薬草が用いられ、体内の湿気と熱を排出する効果があります。鍼灸治療も有効で、「膀胱兪(ぼうこうゆ)」などの経穴を刺激することで、気の流れを整え、症状を軽減します。
生活習慣の改善も不可欠です。特に、バランスの取れた食事を心がけ、水分を適切に摂取することが重要です。また、ストレスを軽減するためのリラクゼーション法や適度な運動を取り入れることも推奨されます。膀胱湿熱は早期の対処が求められ、放置すると慢性化する可能性があるため、注意が必要です。心身の健康を維持するために、積極的なアプローチが必要です。