20240822　マトリックス

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

随分と前の話なのですが、私の知り合いが失踪騒動を起こしたことがあります。たかだか半日連絡がつかなかっただけなのですが、周りが勝手に動揺して、私のところまで連絡が来ました。
「知らないか？」「知らない、なんかあったら連絡する」。
同様した私は、豊平警察署に電話をして捜索願いの出し方まで聞いて、そんなことをしている内に不安は強くなるばかりで、もうダメーってところまでテンパりました。結論から言うと、その知り合いは昼間っから飲んでて、ケータイ鳴らしても面倒くさいから出なかっただけでした。一番覚えているのは、判明したときに本気でぶっ殺すと思ったことです。それまで本気で心配していたのに、本気で殺意を覚えました。あのギャップについて、ああ殺意ってこんなもんなのかなって自己分析しています。それまで殺意って色んな感情が積もり積もって出てくると思っていたけれど、出合い頭の事故のようなもんなんだと思うようになりました。幸い殺意の本体は今も良く分かっていないけれど、感情ってこんな感じで揺れ動くんだろうなと思っています。
世の中の事件や事故を見て、自分とは無関係なのだけれど、新聞を眺めているとどこかで自分の頭を客観視しているような気分になります。良いこと悪いことがごちゃまぜな新聞紙面を見ながら、自分の頭と似ているなと思っています。ページをめくって嬉しいニュースから悲しいニュースになると、あの時のガラっと心境が変わったときのことを思い出します
世間で炎上している大半は誰かの暴走している脳と別の誰かの暴走している脳がつながった結果だと思います。自分ひとりの頭単体で感情が揺れ動くのにそれをスマホで繋げることでさらに揺れ動くのではないかと考えています。
聞いた話ですが、一部の研究開発は脳と機械をつなげる方向で進んでいるとか。（本当にマトリックスみたい）。個人的には反対です。暴走がもっと加速しそうで怖いです。私の場合、悪夢と現実の違いが分からくなりそうです。それを使いこなせない自信があります。新しい技術には基本的に賛成なのだけれど、これは反対です。みなさんはどのように思いますか？

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。