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20240829 ルーティン

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

私の子どもが小さかったころですが、何故か子どもがオシャブリを受け付けませんでした。捨てるのはもったいないからと思って試しに私が使ってみたら、まさかの熟睡。今思えば、あの時の私はシンプルにやばいヤツです。現在の私はすぐに寝れるのですが、とはいえ、眠れなかった時期ももちろんありました。だから、私なりに眠れなかったり夜中に何度も起きる辛さは理解しています。あの時の不眠の原因はハッキリしていて仕事のストレスです。今思えば大したことないのですが、当時はそれが分からなかったです。ストレス社会と言われて久しいですが、ストレスを無くすことは出来ないし、仮にできたとしてオススメ出来ません。ストレス量を調節すると同時に寝る時のルーティンを作る事が現実的な対応かと思います。さすがにオシャブリはオススメしないけれど、今の私は何故かハラマキが好きで、しかもそれを触りながら寝るのが今のルーティンです。職業柄、触圧覚に興味があるから余計にオススメしています。日常的に患者さんが治療中に寝ているのを見ていると触る感覚や触られる感覚は心が落ち着く効果があるのだと思います。触圧覚は生活リズムを整える力があるように思うのです。ツボ刺激が体のバランスを整える作用の原点はこの辺にあるように思っています。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学 肝血虚(かんけっきょ)

「肝血虚(かんけっきょ)」は、中医学において肝の血液が不足している状態を指し、様々な症状を引き起こします。その一つがめまいです。肝は血液の貯蔵と調整を担い、全身への栄養供給や気の流れに重要な役割を果たしています。

肝血虚によるめまいは、血液が不足することで脳や身体の各部に十分な栄養が供給されず、結果として脳の機能が低下することから生じます。具体的には、ふらつきや立ちくらみ、視界のぼやけなどが現れることがあります。また、疲労感や不安感、集中力の低下も伴うことが多いです。

この状態の原因としては、慢性的なストレスや過労、不規則な生活習慣、栄養不足が挙げられます。特に、血液を生成するために必要な栄養素が不足すると、肝血虚が進行します。

治療には、肝を補い、血を増やすことが重要です。適度な運動や十分な休息、ストレス管理が効果的です。また、鍼灸や漢方薬によるアプローチも有効で、肝血を補うための治療法を取り入れることが推奨されます。肝血虚によるめまいは、早期の対処が求められ、適切なケアを行うことで改善が期待できます。

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