メニュー

20240926 でも、そんなシーンは無かった気がする

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするために全力を尽くします。どうぞよろしくお願いいたします。

ヤフーニュースに、大久保佳代子さんが閉所恐怖症だと報道がありました。実は私も狭いところが苦手です。何ともないときは何ともないのですが、自分のタイミングみたいなのがズレちゃうと、時々「ウ!!」となります。きっかけはハッキリしていて前職時代に暗室に閉じ込められてしまったからです。扉の建付けが悪くて、中から開けられなくなりました。暗室が建物の奥だったから焦ってしまい、最終的にはブルース・ウィルスを彷彿させる勢いで(自称)ドアを蹴破って脱出。後から冷静になって再挑戦してみたら、多少渋いだけで普通に開けることが出来ました。ただ、あの時のドキドキは強烈で、しばらくは嫌でした。今でもエレベーターとかちょっと苦手で飛行機とかもちょっと苦手(特に窓際が嫌)。MRI検査なんか、最悪。自分がMRI検査で一人もリタイアを出さなかったのは狭いところが苦手な気持ちを知っていたからかも知れません。(関係ないかもですが)。鍼灸院で働いていると、パニック障害など不安の強い方を担当することがあります。私なりではありますが、理屈で説明出来ない不安というものは理解しているつもりです。私の場合、不安は少しずつ消えていきました。今も消えていく最中です。脳の神経細胞は数百億個あると言われており、それらがつながりあって性格や思考や感情を司っています。必要以上に強い不安は脳の神経細胞のつながり方の不調だと思っています。絡まりあった神経がほどけるには時間がかかると理解しています。

鍼灸がそれらの症状にどれだけ効果的かについて質問を受けますが、絡まりあった神経が皮膚に鍼をしてほどけるとは考えづらいです。ただ、私自身そうであるように鍼をすることで、お灸で温めることで、リラックスすることが出来るのは本当であり、時間はかかりますが鍼灸がお手伝いできることはあると考えています。鍼灸の最中は一時休戦していただいてリラックスしてください。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日のコラム

自律神経系は、体の中にある2つの部分、交感神経と副交感神経からできています。これらは、心臓や消化器、体温などを無意識に調整します。交感神経は、怖いことやストレスを感じると、心拍数や血圧を上げる働きがあります。

怖いことがあると、脳の扁桃体が働いて、その情報を前帯状皮質という部分が受け取ります。前帯状皮質は、交感神経を活性化して体の反応を助けます。前部島皮質も一緒に働いています。

研究によると、扁桃体と前帯状皮質のつながりは、怖いことを感じたときに強くなります。このつながりの強さは、どれだけ怖いと感じるかに関係しています。前帯状皮質は、自律神経の働きを調整する大切な役割を持っています。

また、中脳中心灰白質という部分も、感情や自律神経をつなげて、ストレスに対する反応を調整します。これは自律神経の中心的な部分です。

交感神経は免疫の働きにも関係しています。活動が高まると、免疫が強くなります。しかし、長い間ストレスが続くと、交感神経が過剰に働き、免疫の力を弱めてしまいます。健康を保つためには、神経系と免疫系のバランスが大切です。

目次