おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
私は人の話を聞くことはとても大事なことだと考えています。言葉を聞いただけで解決しないことは理屈で分かっています。聞いているだけで、何もしないのであれば意味がないのに、聞くこと自体が無意味だとは思えないのは、自分が聞いてほしいからだと思います。この話をすると、人の話(特にネガディブな話)を聞くのは負担にならないか聞かれると思います。勿論ケースバイケースだとは思うのですが、どんな話も基本的には聞きます。何故か?そんな時の私のマインドについてです。いきなりですが私は言葉は生きていると考えています。そして、いい言葉は長く生きるし、悪い言葉をは早死にすると思っています。悪い言葉は誰かが受け止めないと成仏出来ないでゾンビのように徘徊するように思えるのです。いつの頃からか、私は成仏出来ない悪い言葉、ネガティブな言葉を不憫に思うようになりました。どうせならいい言葉に囲まれて暮らしたい気持ちは私だって分かります。しかし、悪い言葉を知らないといい言葉は分からないし、悪い言葉はどうせすぐに消えるのだから、聞いたっていいのではないか。ゾンビ化した言葉が私のスマホ(ネットのこと)を占拠しています。しかし私にはどうすることも出来ないのです。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 肝陽上亢とめまい
肝陽上亢(かんようじょうこう)は、東洋医学において「肝」のエネルギーが過剰になり、上に向かって亢進する状態を指します。肝は感情の調節や血液の流れに関与しており、肝陽が上亢すると、身体や精神にさまざまな影響を及ぼします。この状態は、特にストレスや不規則な生活が原因で起こることが多いです。
肝陽上亢の特徴的な症状としては、めまいが挙げられます。肝陽が過剰になると、気血の流れが乱れ、特に頭部に影響を及ぼします。このため、頭がふわふわしたり、目の前が暗くなったりすることがあります。めまいの他にも、頭痛や耳鳴り、イライラ感、顔が紅潮するなどの症状が現れることがあります。
この状態を改善するためには、肝のバランスを整えることが重要です。まずは、ストレスを軽減するためのリラックス法や趣味を持つことが推奨されます。また、適度な運動を行うことで血行を促進し、気の流れを良くすることも効果的です。食事面では、肝を潤す食材や、過剰な陽を抑える食材を意識して摂取することが大切です。
さらに、経穴(けいけつ)を刺激することも有効です。肝陽上亢に関連する経穴には、「太衝(たいしょう)」や「肝兪(かんゆ)」などがあります。これらのポイントを押したり、マッサージをしたりすることで、肝のバランスを整えることが期待できます。
肝陽上亢によるめまいは、生活習慣やストレスの影響を受けやすいため、日常生活でのケアが重要です。心身のバランスを保つことで、症状の改善が図れるでしょう。