
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
先日放送された番組なのですが、乱暴にまとめると誰の脳でも天才のポテンシャルがあるという内容でした。今まで、普通の人だったのが、突然絵や音楽の才能が上手くなるというもの。気になったので見ました。結論から言うとあまり夢のある話ではありませんでした。才能がある人は左脳より右脳の方が大きいそうです。(実際、天才は左利きが多いと聞きます。ダビンチも左利きだったと思う。)右脳が左脳に比べて発達すると天才になる。大雑把な言い方をすると、才能は右脳に潜んでいて、左脳がそれを制御(邪魔)をしている。右脳が左脳より発達するか右脳より左脳が小さくなるかすると、右脳がチカラを発揮する。ある日を境に天才になった人は、事件や事故で左脳を損傷した人なのだそうです。脳梗塞で左脳にダメージがあった方は絵が上手くなるそうです。番組予告を見て、もしかして自分はこれから天才になれるかも、逆に天才が普通になる可能性があるなら天才たちは心配だろうなと思っていましたが、全然違いました。残念でちょっと騙された気分でした。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム
情動は心と体の健康にとても大切です。最近の脳の研究によって、情動についてもっとよくわかるようになっています。自律神経は、危険な時に働く部分とリラックスした時に働く部分があり、これが情動に大きな影響を与えます。自律神経の働きによって心拍数が上がったり汗をかいたりすることが、感情の一部になります。
体位性頻脈症候群という病気の研究では、自律神経の問題が心の症状を引き起こすことがあるとわかっています。また、脳の一部が小さくなると、不安やうつの傾向が高くなることもわかっています。今後は、脳の働きや個人の違いを考えながら、情動をもっと理解し、新しい治療法を見つけることが期待されています。
感情は脳の物質やホルモンによって生まれ、自律神経の働きと関係があります。
