
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
私は職業柄、高齢者とお話する機会が比較的多い方だと思います。若いころは自分自身尖っていたのか、あまり人と話をすることが好きじゃなくて、まして高齢者とお話することは興味が無かったと記憶しています。年齢を重ねることで変化したのか、今はお話することが大好きになりました。高齢者のお話は言葉に重みがあるので聞き逃すことなんか勿体なくて出来ない。相づち一つをとってみても微妙な変化があるため面白いです。今日はある高齢者の方とテレビの話になりました。その方は国会中継を必ず見るのだそうです。国会の討論は言葉がキツイけれど大丈夫なのかと聞いたら「キツイ」とのこと。ただ、国の大事なことを話会っているのだから見るのだそうです。なるほどと思って聞いていたら、その方は見ていると勉強になると言って、その次の言葉が衝撃でした。国会中継を見ることで「大人になる」と仰いました。「え?もう立派に大人でしょ?」「まだ大人になれてないの?」「もっと大人になりたいの?」色んな言葉が一気に出てきたけれど、何も言えませんでした。そして、それは自分には言えない言葉だと思いました。その方とのやり取りのお蔭で、改めて自分はマダマダだと本当に思えたし、少しだけ大人になれた気がしました。大人になっても成長したと思えたら大人になれたって言って良いんですね。本当に勉強になりました。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム
自律神経系は、体の消化を調整しています。消化器の症状には、自律神経の乱れや腸の環境の変化が影響しています。最近の研究では、腸内の細菌のバランスが崩れると、腸に炎症が起こり、その情報が脳に伝わることで消化器の症状が出ることがわかっています。この脳と腸のつながりは「脳腸相関」と呼ばれています。
消化器の症状の原因には、消化管の病気や自律神経の問題があります。これらは腸や脳からの影響で起こります。ストレスや心の状態も、腸の働きに影響を与えます。
腸内の細菌は脳腸相関にとても大切で、腸の炎症やホルモンの分泌に影響します。腸の環境が悪くなると、腸のバリア機能が低下し、腸から脳への情報が乱れて、消化器の症状や心の問題が悪化することがあります。
消化器の症状は、体のさまざまな部分に影響を与え、症状が変わることもあります。自律神経系は脳からの指示を伝え、消化管の動きや分泌をコントロールします。ストレスや腸の環境の変化が自律神経に影響を与え、消化器の症状を引き起こすことがあります。
