
おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は本当に全く仕事に関係の無い話ですが、最後までお付き合いください。
鮭についてです。
鮭の生態については不明なところが多いそうです。鮭は自分が生まれた川に帰ってきて産卵することはよく知られていますが、鮭は自分が生まれた場所をピンポイントで覚えているともしも言われたら、皆さんはどう思いますか?私は流石にそれはないと返答したと思います。先日見た番組を見ていたら考えが変わりました。その話です。
その番組は、鮭の耳石を使った研究についての番組でした。(耳石とは耳の奥にある石で、人間の場合は耳石の動きを検知して平衡感覚を保ちます)受精卵を育てる過程で水槽の温度を人工的に上げたり下げたりすると、耳石に温度変化の履歴が残るそうです。受精卵を育てる水槽の温度の上げ下げの時間だったり間隔を意図的に変化させることで、一度に大量の鮭の耳石にマーカーを付けることが可能になり、海で捕まえた鮭がいつどの川から来たのかを判別することが可能になったそうです。それまではヒレに手作業で切れ目を入れることでマーカーを付けていたので手作業のため数に限りがあったみたいです。
ザックリな説明ですが、一年目の夏はオホーツク海に行く。冬になると北太平洋に南下。二年目以降は夏はベーリング海、冬は北太平洋を行ったり来たりするのだそうです。とにかくすごい距離です。川に帰ってくるときは地球の磁力を頼りに帰ってきているようです。(これについては耳石と違う研究で確認されているそうです。)北海道に戻ってきてから、最後はどのように自分が生まれた川を識別してるのかハッキリしないけれど、恐らく匂いだろうとのこと。川に帰ってきた鮭の耳石を調べると一番確率が低い川で97%がその川の出身でした。ほぼ正解。これってすごくないですか?私はこの番組を見て鮭がピンポイントで自分が生まれた場所を覚えていても不思議はないと思うようになりました。食卓の鮭を見る目が変わりました。
お仕事と全く無関係な文に最後までお付き合いいただきありありがとうございました。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム
片頭痛について、自律神経の問題と鍼治療がどう役立つかをお話しします。
片頭痛のある人は、発作がないときにも自律神経がうまく働いておらず、ノルアドレナリンが少なくなっています。また、発作時にはCGRPという物質が増えて血管が広がります。この自律神経の問題が片頭痛の原因と考えられています。
鍼治療は、片頭痛の人に良い影響を与え、発作の回数や痛みを減らすことが期待されています。鍼治療を受けることで、血流が増え、自律神経の調整ができるかもしれません。また、ノルアドレナリンやCGRPの量を正常に戻し、血管の広がりを抑えることも考えられています。
