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20241031 ハロウィン

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

このホームページは今日だけハロウィン仕様になっています。ハロウィンって何なのかよくわかっていません。ハロウィンと言えば渋谷ですが、渋谷の人たちも良く分かっていないと思います。とは言えせっかくなんで、ホームページくらい無責任にハロウィンしたっていいと思って、ちょっとやってみました。感想お待ちしてます。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の自律神経について

人間の心身相関における感覚と情動の相互作用について解説します。感覚入力は情動を生み出し、その情動が身体反応を引き起こし、さらにその反応が脳にフィードバックされるという複雑なプロセスが存在します。

情動生成において、大脳辺縁系、特に扁桃体が重要な役割を果たします。扁桃体は感覚入力を評価し、潜在的な脅威や報酬を検出することで、心拍数や血圧、発汗などの身体反応を引き起こします。また、前頭前野や線条体にも関与し、情動に応じた行動を調整します。

感覚入力は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚を通じて扁桃体に伝達され、それぞれの感覚刺激に応じた恐怖や喜びなどの情動反応を誘発します。さらに、情動は感覚処理にも影響を与えます。特定の感情状態は関連する感覚入力に対する知覚を選択的に強化します。例えば、恐怖を感じているときは、危険を示す視覚的・聴覚的手がかりへの感度が高まります。

この感覚と情動の双方向的相互作用は、適切な行動選択を促進し、状況に応じた感覚情報の処理を可能にします。この理解は、PTSDなどの情動障害の解明や、認知行動療法、マインドフルネス、感覚刺激を用いた介入に役立ちます。

心身相関を理解するためには、情動の神経基盤だけでなく身体的側面も統合的に捉えることが重要です。感覚と情動の相互作用を定量的に評価し、学際的な研究を進めることで、心身相関に基づく包括的な情動理論の構築と新たな応用が期待されます。

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