おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日はやっぱりこの話題。大谷ワールドシリーズ制覇おめでとうございます。当たり前にやっているのでイマイチ、そのすごさが分からなくなってきています。ハッピーエンドしか似合わない。すごいとしか言えないです。シーズン最初は野球と関係ないところで色々とあってどうなることかと思ったけれど、終わってみたらやっぱりすごすぎた。言葉が見あたらないです。おめでとうございます。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の自律神経について
現代社会におけるライフスタイルの変化、特に運動不足が脳の辺縁系に与える影響について考察します。運動不足は、慢性痛やストレスといった健康問題の増加に繋がることが明らかになっています。
辺縁系は、情動や報酬、ストレス反応の制御に重要な役割を果たす脳の領域です。これには扁桃体、海馬、内側前頭前野などが含まれ、相互に作用することで感情体験や行動を調整します。
現代社会における「座り過ぎ」は、脳の報酬系を抑制し、扁桃体の過剰興奮を引き起こします。この報酬系の抑制は快感や意欲の減退、学習能力の低下をもたらし、扁桃体の過剰興奮は不安や恐怖といったネガティブな感情を強めます。その結果、辺縁系全体の機能不全が生じ、慢性痛やストレス、うつ病などのリスクが高まります。
運動は、辺縁系の機能改善に非常に効果的です。運動を行うことで脳報酬系が活性化され、扁桃体の過剰興奮が抑制されます。これにより、慢性痛やストレスの緩和が期待できます。運動によって活性化される脳報酬系は、腹側被蓋野(VTA)のドーパミンニューロンを賦活し、快楽や意欲、学習能力の向上を促進します。また、運動は運動誘発性鎮痛(EIH)を引き起こし、痛みの感受性を低下させる効果もあります。
日常生活に運動を取り入れることは、辺縁系の機能を正常化し、健康的なライフスタイルを築くために非常に重要です。歩く、自転車に乗る、軽い体操やストレッチを行うなど、無理のない範囲で運動習慣を継続することで、心身の健康を維持し、QOL(生活の質)の向上に繋がります。
運動不足が引き起こす健康問題を防ぐために、日常的に体を動かすことを心掛けましょう。心と体の健康を保つためには、積極的に運動を取り入れることが不可欠です。