おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
ブログの題材を探す時に心がけているのは明るい話題を選ぶようにしています。しかし、最近これが本当に難しい。闇バイトとかハラスメントとか刃物で暴れたとか、北海道弁で言うところの「はんかくさい」ニュースが多いと思うのです。私は一つ一つの事件については本人の問題だと思います。ただ、そういう事件が増えたのであれば、そこについては社会の問題だと思います。一つ一つの事件の報道を読んでいるとヤッパリ不愉快でムカつきます。しかし、それと同時進行で社会の問題なのだと認識することも大事だと思うのです。悪いことをしたやつが悪いで終わらせるのは思考が浅すぎる。社会の問題でもあるという共通認識が持てないと変わらないと思います。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の自律神経について
近年の研究では、腸内細菌叢(腸内フローラ)と消化器症状の関係が注目されています。腸内細菌のバランスが崩れると、腸管の粘膜に微細な炎症が生じ、これが神経系を通じて脳に影響を与えます。その結果、腹痛や下痢、便秘といった消化器症状が現れることがあります。
この現象は「脳腸相関」または「腸脳相関」と呼ばれ、腸内細菌の異常による炎症が炎症性サイトカインや消化管ホルモン、神経伝達物質を介して腸から脳に情報を伝えます。これにより、脳の機能に変化が生じ、消化器症状が引き起こされると考えられています。
さらに、腸内細菌の異常は腸の粘膜の透過性を高めることがあります。この状態では、本来体内に入らない物質が腸から漏れ出し、炎症が悪化する可能性があります。これにより、消化器症状がさらに増加することが考えられます。
消化器症状の原因は、腸内細菌の異常だけでなく、自律神経系の乱れや心理的ストレスとも関係しています。自律神経系は脳からの指令を伝え、消化管の動きや分泌を調整します。ストレスなどの感情的な要因も、自律神経を介して腸の機能に影響を与え、消化器症状を引き起こすことがあります。
腸内細菌の健康を保つことで、消化器症状の改善や予防が期待できるため、腸内フローラのバランスを意識した生活が重要です。健康的な食生活やストレス管理が、腸内環境を整えるために効果的です。