おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
イチローはアメリカの野球殿堂入りしそうですね。年齢非公表の私ですが、イチローは同じ年齢なので他の選手より思い入れがあります。出てきたときは今までの野球選手と全然キャラが違っててやっぱりセンセーショナルでした。先日や女子高校生と野球をしていて楽しそうでした。いい歳のとり方をしている人を見ると嬉しいですね。アメリカの野球殿堂入りについて調べてみたので良かったらどうぞ。
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今日の自律神経
精神的ストレスが引き起こす生理的反応において、視床下部と中脳は中心的な役割を果たしています。特に、視床下部背内側核 (DMN) と中脳中心灰白質 (PAG) は、ストレス時の呼吸機能の亢進と交感神経活動の増加を統合的に制御する重要な領域です。
視床下部背内側核 (DMN) は、ストレス時の自律神経反応を調節し、血圧や心拍数、呼吸の変化に関与しています。DMN内のニューロン群は、急性の精神的ストレスに対する神経的な呼吸循環反応を調整していると考えられています。興味深いことに、DMNには特定の「コマンドニューロン」は存在せず、さまざまな機能を持つニューロンの亜集団が相互作用していることが示唆されています。このため、DMNは多様な自律反応を統合する中枢として機能していると考えられています。
一方で、中脳中心灰白質 (PAG)、特に背外側部周辺灰白質 (dlPAG) は、ストレス応答において呼吸と血圧の調整を行い、ストレス時の「コマンドニューロン」としての役割を果たす可能性があります。dlPAGは、ストレス時における呼吸機能の亢進と交感神経活動の増加を同時に引き起こし、これらの反応を統合する役割を担っています。また、dlPAGはDMNに情報を出力することで、ストレス時の呼吸循環反応の調節にも関与していると考えられています。
さらに、視床下部の傍脳弓領域 (PeF) も、ストレス反応の制御において重要な役割を果たしています。PeFは、条件付け恐怖ストレスなどの精神的ストレスに対する行動や自律反応を調整し、その機能が損なわれるとストレス関連の生体反応が減弱することが示されています。この領域は、交感神経活動を高め、ストレス様の呼吸促進反応を引き起こす役割も果たしています。したがって、DMNとPeFは協調して、精神的ストレス時の自律神経反応を統合的に調節していると考えられます。