おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
今日はやはりこの話題です。大谷翔平MVP授賞おめでとうございます。スターっているんだなと思います。ダメだと言われたことは何回もあったはずなのに、不満も言わないで偉いなと思います。偉業をマネすることは出来ませんが、努力する姿勢は今からでも見習えると思っています。おめでとうございます。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の自律神経について
自己免疫性自律神経節障害(AAG)は、自己免疫の異常によって引き起こされる後天性の疾患で、広範な自律神経障害が特徴です。免疫系が自律神経を攻撃し、さまざまな症状が現れます。
AAGの主な症状には、約70%の患者に見られる消化器の問題(便秘や下痢、嘔吐)、約90%に認められる起立不耐(立ちくらみや失神)、約60%の発汗異常(無汗症や多汗症)があります。また、約80%の患者は抑うつや認知機能の低下を経験し、手足のしびれや内分泌の問題(低ナトリウム血症など)も見られます。
AAGの原因は、抗自律神経節アセチルコリン受容体(gAChR)に対する自己抗体です。この抗体が神経の働きを妨げ、自律神経系の機能不全を引き起こします。診断には、抗gAChR抗体の血液検査が重要で、瞳孔の異常や起立性低血圧などが診断の指標となります。
治療は主に免疫抑制療法が中心で、ステロイドや免疫グロブリンの大量静注、血漿交換が行われます。対症療法として、ピリドスチグミンが唾液分泌や腸の動きを助けるのに役立ちます。
AAGは他の自己免疫疾患(シェーグレン症候群や全身性エリテマトーデスなど)と関連しており、早期の診断と適切な治療により、多くの患者が症状をコントロールし、日常生活の質を向上させることが可能です。専門医による定期的なフォローアップが重要です。