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20250107 youtubeを見ながら思ったこと

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

あまり褒められたもんじゃありませんが、年末年始はyoutubeばかり見ていました。懐かしの映像的なモノを見ていると、星野仙一が出てきました。関連動画をずーっと見てました。みなさんは星野仙一をどのように見ていますか?私ぐらいの年齢の男性には肯定的な人が多いと思います。その理由として分かりやすく「男の中の男」を体現しているからだと考えます。私は、見ていて一番印象的あったのは、小学生時代に障がいのある同級生を背負って学校に行ったという話でした。その同級生が出てきたので本当だと思います。出来ないですよね。本当に立派だと思います。しかし、一方で今なら何らかのハラスメントになるだろう鉄拳制裁のオンパレード。本人も周囲も流血していたらしく、今じゃ考えられないです。チームバスが黄色でブレーキしたら、運転手の椅子蹴ったとか、公衆電話をパンチで破壊してその時に中のコインが飛び散ったとか、監督室に呼ばれた選手が話が始まる前に恐怖で失神したとか、負けるたびに機嫌が悪くなり大変だったとのこと。聞いている分には面白いけれど、鉄拳制裁について私はダメだと思ってしまいます。
鉄拳制裁の何がいけないのかを聞かれたら、私はパフォーマンスが上がらないからだと返答します。私が仮に双子だったとして、二人で腕立て伏せを限界までやったとします。目の前で双子が銃殺されたら、私は腕立て伏せを続けれると思います。限界だったはずなのに双子が銃殺されたら腕立て伏せが出来るなんて、私はたるんでいたのか?限界といったのはウソだったのか?私のパフォーマンスが上がったのか?全部違うと思うのですが、どうですか?
星野仙一さんは自分自身にも同じことをやって鼓舞してきたのだと思います。だから、子ども時代に同級生を助けてあげたのも、選手に対する鉄拳制裁も自分がやって欲しいことをやったという意味で根っこは同じだと思います。他人と自分の間に垣根が無くて、本当にその人が成長すると思っていたと推測しています。なので、私が星野仙一さんを非難するとしたら、単純に他人様を殴っちゃったからではなく(もちろん殴ったら良いわけがないんだけれど)、他に手段を知らなかったことだと思います。
私は大谷翔平を見ていると、それが正解とは限りませんが、一つのヒントにはなると思います。大谷翔平は鉄拳制裁とは無縁です。鉄拳制裁しなくても結果は出ると思います。
単純に昔を懐かしむわけじゃなく、古いものを単純に否定するわけじゃなく、規則だからといって排除するわけじゃなく、何が良くて何がダメだったのかについて解像度を上げていくことは私にとってとても大事なことだと思っています。
読み返して思ったのですが、星野仙一さんの鉄拳制裁のことばかり取り上げてしまったので、それ以外のこともネタ集めしておきます。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

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