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20240414 鍼灸

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

毎年このシーズンになると、花粉症について考えます。一時は本当に症状がきつくてずーっと薬を飲んでいました。最近はすっかり落ち着きました。年齢を重ねて反応が鈍くなった部分もあるけれど、鍼灸師になったことも大きいと思っています。鍼灸って効くのと聞かれると、そんな自分の経験を話しています。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日のコラム 

Th17細胞は免疫システムの中で重要な役割を果たす細胞で、主にIL-17Aという物質を作ります。このIL-17Aは、細菌や真菌に対する防御を強化し、感染が起こると周りの細胞に炎症を引き起こします。しかし、Th17細胞が過剰に活性化されると、関節リウマチや多発性硬化症、乾癬などの病気を引き起こすことがあります。

Th17細胞は、未成熟なCD4+ T細胞が特定の物質(TGF-βとIL-6)の影響を受けて成長します。また、IL-23という物質は、活性化されたTh17細胞が長く生きるのを助けます。これらの細胞はIL-17のほかにも、IL-21やIL-22、TNF-αといった炎症を引き起こす物質も作ります。

IL-17が過剰に作られると、自己免疫疾患やアレルギーの原因となります。特に、関節リウマチや多発性硬化症、炎症性腸疾患でこの現象が見られます。Th17細胞は慢性的な炎症にも関与しており、乾癬や炎症性腸疾患の進行にも影響を与えます。

最近では、Th17細胞をターゲットにした治療法が注目されています。IL-17を抑える薬は、乾癬や関節リウマチの治療に効果があるとされています。Th17細胞の活動をコントロールすることで、炎症を抑え、病気の進行を遅らせることが期待されています。

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