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肝臓がんの原因を知ってますか?
- 肝臓がんの主な原因は肝炎(慢性的な炎症)によるものです。
- その多くがC型肝炎とB型肝炎によるものです。
- この2つのウイルスに感染している人は300万人から400万人と考えられています。しかし、その多くが感染に気付かず、治療を受けていません。
- 近年治療法が大きく進歩しており、効果的な治療が可能なので早期発見と早期治療が望まれます。
早期発見のポイントは?
- 適切な治療を受けるためには、何よりも早期発見が大事です。
- 血液検査で肝炎ウイルスの有無を調べることがすすめられます。
- C型肝炎ウイルスは主に血液を介して感染します。特に要注意なのは1992年以前に大きな手術を受けたり、輸血を受けたことがある人です。
- B型肝炎ウイルスは血液や体液を介して感染します。かつては母子感染が多く、1986年以前に産まれた人は感染の可能性があります。現在は性交渉による感染が主なためパートナーがB型肝炎ウイルスに感染している場合は感染しているリスクが高くなります。
肝炎ウイルス検査は地域の保健所や指定の医療機関で簡単に受けることができますので地域の保健所に問い合わせてください。