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メニエール病

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メニエール病とは

代表的な症状はめまいや耳鳴り、難聴です。めまいについては突然グルグルと視界が回ってたっていられないくらいで、数十分から数時間続くこともあります。時に吐き気や嘔吐を伴います。耳の症状については一方の耳の難聴や耳鳴り、耳閉感があります。初期のメニエール病は症状が数日から数週間で落ち着くが、再発を繰り返すと症状が治りにくくなります。一般的にめまいは少なくなるが難聴は少しずつ悪化すると言われています。迅速に治療をして再発や進行を予防することが大切です。

耳の異常のサイン、“耳閉感(じへいかん)”

耳閉感とは、耳が詰まったり、ふさがったりする感覚のことを言います。この感覚は、飛行機に乗るときの気圧変化や風邪を引いたときの鼻水の影響など、様々な状況下で起こり得ます。しかし、これらの典型的な要因が特に存在しなくても、突然耳閉感を感じることがあります。通常、口を大きく開けたり、あくびをしたりすることで、この不快な感覚は解消されることが多いです。しかし、これらの行動によっても改善しない場合は、それは何らかの病気が原因となっている可能性があります。

耳閉感が起こる原因となる耳の異常は、耳の構造によって三つの場所に分けられます。それは外耳(耳の入口付近)、中耳(鼓膜の内側)、そして内耳(さらに奥)です。外耳に関しては、耳あかの詰まりや外耳炎といった症状が原因となることがあります。中耳では中耳炎が、そして内耳ではメニエール病が耳閉感を引き起こす主な原因となります。特に、メニエール病は耳の内部で液体が過剰に溜まることで発症し、その結果、めまい、耳鳴り、難聴といった複数の症状を引き起こします。

早期発見について

メニエール病の早期発見のポイントとしては、上記の三つの症状が同時に起こることが挙げられます。この病気は、症状が進行すると治療が難しくなるため、早めの診断と治療が重要となります。

もしも耳が詰まった感じが続く、または聞こえにくさ、めまい、耳鳴りがあれば、すぐに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。特にめまいがひどい場合は、脳の病気の可能性も排除できないため、内科を受診することも必要となるでしょう。

治療について

メニエール病と診断された場合、一日の生活習慣を見直し、ストレスを軽減することが非常に重要になります。治療としては、内リンパ液を減らす薬や抗めまい薬などが主に使用されます。症状が重症化している場合は、手術が必要になることもあります。メニエール病の治療は、生活習慣の改善、薬物療法、手術療法、聴覚療法を含み、症状の軽減と発作の頻度減少を目指すものであり、患者の状況に応じた個別の治療計画の策定が重要であることの説明です。

最後に

メニエール病は内耳に異常な液体が溜まることで起こる病気で、耳鳴り、聴力喪失、めまい、耳の詰まり感などの症状を引き起こします。西洋医学における主な治療法は、生活習慣の改善、薬物療法、場合によっては手術などがありますが、これらの方法以外にも鍼灸を含む代替療法への関心が高まっています。特にめまいの緩和やストレス軽減などの効果が期待できます。おからだオンラインでは心と身体のバランスを整え、あなたの健康をサポートしますのでお気軽に連絡ください。

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