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脳卒中とは
- 脳卒中とは脳梗塞と脳出血とくも膜下出血の3つのタイプに分かれます。
- 脳梗塞は脳の血管が詰まる病気、脳の血管が破れて出血するのが脳出血です。この二つは脳の中に起こる病気で症状も良く似ています。
- くも膜下出血は、脳の表面の血管が破れて脳の表面に出血する病気です。出血が多いと脳が圧迫されて脳が壊されていきます。
どんな症状ですか?
- 脳梗塞と脳出血は「半身のまひ、しびれ」「ろれつが回らない、言葉がでない」「立てない、ふらつく」「視野が欠ける、ものが二重に見える」といった症状が見られます。
- 他にはFASTという言葉もあるので紹介します。FはFACE(顔)で顔のゆがみをチェック。AはARM(腕)で腕に麻痺があるかをチェック。SはSPEECHで、言葉に障害があるかどうかをチェック。ひとつでも症状があれば可能性が高いと言われています。そのときはT(TIME)時間勝負です。すぐに病院に行くことが大事です。
- くも膜下出血の症状は「突然の強い頭痛」が特徴です。後ろからバットで殴られたようなとか、未だかつてなかった強い痛みと表現されることが多いです。
脳卒中は一刻を争う病気です。後遺症が多いので、疑わしいときは躊躇することなく救急車を呼びましょう。