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関節リウマチって
- ３０から５０歳代の女性に多く発症する病気です
- 全国で７０万人の患者さんがいるといわれています。
- 発症の原因は解明されていません。何らかの原因で免疫異常がおこり、自分自身を異物と間違えて攻撃する病気です。
- 複数の関節に関節炎が発生します。手足の指、手首足首膝など、複数の関節にまたがって左右対称に関節の腫れと痛みがでます。関節炎が長引くと関節の変形や関節の骨が壊れます。
- 関節リウマチは血液検査だけでは確定できません。そのため、医師により関節の状態や期間、血液検査など総合的に判断して診断されます。
関節リウマチの治療法
- 患者さん本人が正しい知識を持つことが大事です。日常生活を管理することで病気の侵攻を遅らせることができます。
- お薬で炎症を抑えることで関節の変形・破壊を予防することが期待できます。（くわしくはこちら）
- 関節の変形が進行したら手術で対応します。（詳しくはこちら）
- 筋力をつけることで日常生活における動作の拡大をすることができる。（詳しくはこちら）
- 関節リウマチ治療の基本は以上の４つ(1)教育、(2)薬物、(3)手術、(4)リハビリテーションと言われています。
早期発見のポイント
関節リウマチにおいて、早期に発見して治療を始めることは治療効果を高めるうえで大切です。以下の症状が見られたら、医療機関に受診して相談しましょう。
- 起床時に関節のこわばりが１５分以上あり、その状態が１週間以上続く。
- 手指の関節・手首足首の関節が腫れ、一週間以上続く。
- 複数の関節が腫れ、一週間以上続く
まとめ
- 関節リウマチは免疫の異常によって起こる病気です。その原因は明らかになっていないため発症を完全に防ぐことは難しいです。
- 早期発見・早期治療は関節リウマチ対策において非常に重要といえるでしょう。関節リウマチかどうかハッキリしない場合でも関節の痛みが続くようなら一度受診したほうがいいでしょう。
- 関節リウマチと診断されたら、毎日の健康管理が大切です。手洗いうがいなど基本的な感染予防対策をとり、規則正しい健康的な生活習慣を心がけましょう