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20231213 尊敬する人

おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

私が平岸に住むようになって、北海道マラソンを見物するようになりました。それまでマラソン中継をテレビで見ることはあったのですが、実物はその時初めてでした。そろそろ来るなと思って見ていたら先頭ランナーはあっという間にいなくなりました。そのうち少しずつ増えてきて一般ランナーが多くなると本当に道路いっぱいです。そのうち、まばらになり、最後はリタイヤ寸前のランナーたちがきて、その後ろを脱落者が乗るバスがゆっくり走る。そんな流れです。その中でいちばん驚いたのは先頭ランナーじゃなく視覚障害者ランナーです。本人ももちろんすごいのですが、伴走者に驚きました。人のために走る。真似できないと思いました。相手のペースで走るわけだから疲れるに決まっている。練習だって付き合うのだろうし。一般人より早い視覚障害者ランナーもいます。どんな人が伴走者になるのだろう?そんなに早く走れる人がそもそも少ないし、まして人のために走るなんて信じられない。
あんなに感動したことはないんじゃないだろうか?衝撃的でした。見習いたいと思いました。次の日の新聞に伴走者のことが書いてある記事がありました。ゴールした後に二人が握手したと結んでありました。
北海道マラソンを見物する時は、伴走者を見に行きます。
伴奏者推しです。

おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。

今日の東洋医学 肺気虚

東洋医学において、肺気虚とは肺の機能が低下し、呼吸器系の働きが弱まっている状態を指します。これは、体内のエネルギーである「気」が不足していることが原因と考えられています。肺は呼吸を司るだけでなく、体内の気を巡らせ、外邪から身を守る「衛気」を生成する役割も担っています。

肺気虚の主な症状は、咳、痰、息切れ、疲労感、声の衰え、汗をかきやすいなどです。これらの症状は、肺の機能低下によって呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが不十分になるために起こります。また、衛気の不足により、免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなるのも特徴です。

肺気虚の原因としては、風邪、老化、脾虚などが挙げられます。風邪などの外邪は肺を直接攻撃し、その機能を低下させます。また、老化に伴い、体の機能が全体的に衰えるため、肺の機能も低下しやすくなります。脾は消化吸収を司る臓器ですが、脾虚になると栄養の吸収が不十分になり、肺に十分な気が供給されなくなるため、肺気虚を引き起こす可能性があります。

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