おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
昨日、映画を見ました。
「今日も明日も負け犬。」
面白かったです。
起立性調節障害の映画です。
当事者が監督で、その友人が主役。資金はクラウドファンディングで集めて、そもそも全員が高校生です。
映画単体で評価したら、まだまだ未完成な作品なのだと思います。私は当事者とその友人が自分たちで自分たちの映画を作ったその過程が面白かったです。
コロナ禍の時に、家で自分の病気の本を書いたのがスタートだったそうです。この時間に本を書こうから始まり、これを映画にしようとなるその過程が面白かった。
今、日本は暗いニュースが多くて、人口減少に起因する未来の見えなさがある中で、こんな人たちがいるんだと思いました。
オススメです。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 肝火犯肺
肝火犯肺は、東洋医学において肝の機能が過剰になり、その熱が肺に影響を及ぼす病態です。肝は「気」の流れを調整し、感情のバランスを保つ重要な役割を担っています。
この病態は、主にストレスや感情の抑制、不適切な食生活、自律神経の乱れによって引き起こされます。肝火犯肺の主な症状には、特に黄色く粘り気のある痰を伴う咳や、胸の圧迫感や痛み、イライラや怒りっぽくなるなどの精神的な症状があります。
診断方法としては、問診を通じて咳や痰、精神状態を確認し、脈の状態を確認する脈診が用いられます。
治療には、生活習慣の改善や指圧療法が効果的です。肝火犯肺を予防するためには、ストレス管理や健康的な生活習慣の維持、定期的な健康チェックが重要です。この病態は放置すると慢性化し、他の臓器にも影響を及ぼす可能性があるため、早期の対応が求められます。