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20240610 怪しいか怪しくないか

代替医療は否定されるところから始まります。私は長く病院で働いていたから、病院関係者が東洋医学に代表される代替医療を否定することに対して理解できる部分があります。と同時にそれらに対して反論もあります。(乱暴な言い方をすると鍼って怪しくないのか?という意見に対して「確かに」という部分と、」「でもね」という部分があるということです。)理解出来る部分については、病院は情報量が沢山あるということ。検査で沢山調べる事ができるし、それらに対するノウハウも確立されています。これについては、鍼灸院は敵わないと思います。情報量については勉強量も含まれていると思います。それらに対する私の反論は「患者さんの不満足」だと思います。病院で治療をうけても患者さんに満足していない現実があるのではないかと思われます。満足していたらこんなに世間に代替医療はあふれていないと思うのです。色んな意見があるのは当然。私の考えは結局どっちなんだと言われると答えることは出来なくて、玉虫色だと思われるかも知れませんが、一方向からしか見ないのは危険だと思っています。
ただ少なくとも、私が生業にしている今のお仕事が怪しいと思われるのはガマンならないです。と同時にそういわれてしまうのも上記の理由から仕方ないと思っています。今の私にできることは自分の知識を増やして、それらを患者さんと共有することです。満足いただけるように頑張ります。

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