おはようございます。おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
代替医療は否定されるところから始まります。私は長く病院で働いていたから、病院関係者が東洋医学に代表される代替医療を否定することに対して理解できる部分があります。と同時にそれらに対して反論もあります。(乱暴な言い方をすると鍼って怪しくないのか?という意見に対して「確かに」という部分と、」「でもね」という部分があるということです。)理解出来る部分については、病院は情報量が沢山あるということ。検査で沢山調べる事ができるし、それらに対するノウハウも確立されています。これについては、鍼灸院は敵わないと思います。情報量については勉強量も含まれていると思います。それらに対する私の反論は「患者さんの不満足」だと思います。病院で治療をうけても患者さんに満足していない現実があるのではないかと思われます。満足していたらこんなに世間に代替医療はあふれていないと思うのです。色んな意見があるのは当然。私の考えは結局どっちなんだと言われると答えることは出来なくて、玉虫色だと思われるかも知れませんが、一方向からしか見ないのは危険だと思っています。
ただ少なくとも、私が生業にしている今のお仕事が怪しいと思われるのはガマンならないです。と同時にそういわれてしまうのも上記の理由から仕方ないと思っています。今の私にできることは自分の知識を増やして、それらを患者さんと共有することです。満足いただけるように頑張ります。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 心腎不交
「心腎不交証」は、東洋医学における病理の一つで、心と腎の機能が正常に連携していない状態を指します。この状態では、心と腎の陰陽のバランスが崩れ、身体にさまざまな不調が生じると考えられています。
心は「精神」や「意識」、「感情」を司る重要な臓器であり、血液の循環にも関与しています。一方、腎は「生命力」や「基礎的なエネルギー」を保持し、水分の代謝やホルモンの分泌にも関わっています。このように、心と腎は互いに補完し合う関係にあり、正常な機能が保たれることで健康が維持されます。
心腎不交証の症状としては、不安感や焦燥感、睡眠障害(不眠や夢が多い)、動悸や息切れ、ほてりや潮紅、腰や膝のだるさ、尿の量の変化(頻尿や尿が少ない)などが見られます。これらの症状は、心と腎の連携が不十分になることから生じます。
この状態の原因には、ストレスや過労、生活習慣の乱れ、慢性的な病気などが影響します。心の過剰な活動や腎の虚弱が相互に作用し、心腎不交証を引き起こすこともあります。
心腎不交証は、心と腎の調和を取り戻すことが健康維持において非常に重要であることを示しています。この状態を理解し、適切な治療を行うことで、より良い健康状態を得ることが可能になります。