おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
突き放すような言い方になりますが、一人で完結できる人にとって、おからだ治療院は関係ないと思います。自分自身さみしがり屋の極みなので、「一人で完結」なんて、とても考えられません。いいことがあると誰かに言いたくなるし、困ったことがあると誰かに相談したくなります。自分がそうだからみんなそうだと思っています。自分はその誰かになりたいと思っています。誰かの「第一他人」になりたいと思っています。みんなが住みやすい街のためにできることがあると思います。核家族化が進んだ結果、地域で取り組むべきことがあると思っています。私は自分が必要だからおからだ治療院を作りました。応援お願いします。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日の東洋医学 津液
東洋医学において「津液」は非常に重要な概念で、唾液や胃液、涙、汗など、体内の正常な水分を指します。これは単なる水分ではなく、生命活動を支える基本的な物質であり、健康を維持するために欠かせません。津液は飲食物から得られる栄養が脾の働きによって生成されます。
津液は「津」と「液」に分かれています。「津」は流動性の高い液体で皮膚や体表を潤し、「液」はネバネバした性質を持ち、関節や内臓を潤します。津液は気血と密接に関係し、気は津液を全身に運び、血液はその生成を助けます。
津液が不足すると、口渇や皮膚の乾燥、便秘、目の乾燥、声のかすれなどの症状が現れます。さらに、津液不足が進むと、体が熱く感じる虚熱が生じ、のぼせやほてりの症状も出てきます。原因には栄養の偏りや長期の病気、過度な発汗などがあります。
津液は健康維持に欠かせないものであり、そのバランスを保つことが重要です。津液の生成、循環、排泄が正常であることが健康を守る鍵とされています。