おからだ治療院のシバクサです。本日も皆様の健康をサポートするためにがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
精子凍結や卵子凍結のニュースを見ると、自分自身が不妊治療を受けていたから他人事とは思えません。人口減少の中で若い人たちが子どもを作る選択肢を選びやすい社会であって欲しいと思います。助け合う社会だと思えないとダメだと思います。自分の子供が小さかった時に、子どもの医療費がかからないことで、どれだけ精神的な負担が減ったか。実際は別に病弱な子どもだったわけでなく、金額にしたらそれほどの額ではないのだが、得られた安心感はハッキリ覚えています。助け合いの話になると、どこにどれだけお金を配るという話になります。もちろん、助け合いには予算は必要ですが、それと同時に助け合いのない国はダメでしょ、という共通認識が必要だと思います。案外これって抜けていると思います。だから住みづらくなるのだと思っています。助け合うから何とかなると思えないから凍結するのだと思います。みんなが住みやすい街のためにがんばります。
おからだ治療院では、鍼灸のこと、健康のことなど質問を受け付けています。今日も良い一日お過ごしください。
今日のコラム 睡眠について
睡眠障害と免疫の関係について説明します。睡眠の質や量が悪くなると、免疫機能が低下し、炎症性サイトカインという物質が増えます。具体的には、睡眠障害が白血球やNF-κBという因子を活性化し、IL-1、IL-6、TNF-αなどの炎症性サイトカインの量が増加します。
これらの炎症性サイトカインが増えると、心血管疾患や糖尿病などの病気のリスクが高まります。また、不眠症の人は細胞が老化しやすくなり、これも病気のリスクを高める要因です。
一方、睡眠を改善すると免疫機能が回復し、炎症を抑えることができます。例えば、認知行動療法(CBT-I)や心身療法は炎症を抑え、炎症マーカーであるCRPを減少させる効果があります。
さらに、睡眠障害はうつ病のリスクを高めることもあります。睡眠が悪くなると炎症性サイトカインが増え、それがうつ病のリスクを高めます。社会的孤立やストレスもこの関係を悪化させる要因です。
加齢とともに、睡眠障害と炎症の関係が強くなることもわかっています。特に高齢者では、不眠症が細胞の老化を促進する可能性があります。また、女性は睡眠障害による炎症がより顕著であるとも報告されています。
さらに、社会的つながりが減ると睡眠の質が悪化し、炎症や細胞老化が進むことも示されています。
このように、睡眠と免疫は密接に関連しており、睡眠の質を改善することがさまざまな病気の予防に重要です。